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空間認知能力を中心とした『考える力』を育てる保育ワーク トート・ガーボル(著/文 | 編集) - ひかりのくに
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空間認知能力を中心とした『考える力』を育てる保育ワーク (クウカンニンチノウリョクヲチュウシントシタカンガエルチカラヲソダテルホイクワーク) 発達を促す、インクルーシブ保育教材 (ハッタツヲウナガスインクルーシブホイクキョウザイ)

教育
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AB判
124ページ
定価 2,300円+税
ISBN
978-4-564-60905-3   COPY
ISBN 13
9784564609053   COPY
ISBN 10h
4-564-60905-X   COPY
ISBN 10
456460905X   COPY
出版者記号
564   COPY
Cコード
C3037  
3:専門 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年6月
書店発売日
登録日
2019年3月17日
最終更新日
2019年5月22日
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紹介

「はじめに」より
 本書は幼児期における手先の不器用さのための基礎トレーニング(『手先の器用さを育てる保育ワーク』ひかりのくに刊)の姉妹編としてのワークブックです。このワークブックで使われる『不器用さ』とは、手先の不器用さだけでなく、自分の体の理解や運動などの発達の遅れ、目と手をお互い上手に使えない、集中力が続かないなどの様々な問題を指しています。
 本書は、手先を使う描画トレーニングをさらに進め、物の方向性や大小などを取り入れたより細かい動きを行うことにより、考える力を育てるワークブックです。目からの情報で手先を動かすこと(Eye-Hand Coordination/目と手の協応)と物の方向性や大小などを把握し認識する空間認知能力は、読み・書き・計算などの基礎学習力では必要不可欠な要素です。これらの不器用さは発達が気になる幼児・児童(いわゆる気になる子)にも見られます。特に、空間認知能力は物の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・間隔など、物が3次元空間に占めている状態や関係を、素早く正確に把握・認識する能力で、将来を予想したり物を組み立てたり作ったりする能力や、自分の位置や他者との関係を表現する言葉をつなぐ能力など、考える力の発達に重要な役割を果たします。このワークブックは、これらの目と手の協応や空間認知能力を育てることにより、基礎学習力に必要な能力に加え、考える力をより発達させることを目的としています。子どもたちが本書の描画トレーニングなどを楽しみ、それが子どもたちの育ちの一助となることを望みます。

目次

はじめに
プロローグ 2
レッスン1 上方向・下方向 について 12
レッスン2 上・真ん中・下 について 19
レッスン3 前・真ん中・後ろ について 25
レッスン4 右・左 について 31
レッスン5 様々な方向 について 49
レッスン6 空間認知 について 58
レッスン7 平面(2次元)から立体(3次元)の世界へ について 61
レッスン8 移動方向 について 71
レッスン9 視覚の認知 について 76
レッスン10 視覚記憶力 について 93
レッスン11 身体図式 について 104

著者プロフィール

トート・ガーボル  (トート ガーボル)  (著/文 | 編集

相模女子大学 学芸学部 子ども教育学科 教授(医学博士・教育学修士)
横浜市立大学大学院医学研究科博士課程修了。横浜国立大学教育人間科学部、上智大学総合人間科学部心理学科非常勤講師、横浜市立大学大学院医学研究科客員准教授を経て、2008年より現職。専門は、医学、音声言語医学、障害リハビリテーション、特別支援教育、発達障害の早期療育・子育て支援(臨床発達心理士、言語療法士)。
【主な著書】単著:『Speech and Language Therapy 14、第1章 “Talking Again”』(SAL, Bratislava)2011;共著:Matson JL Ed.『Handbook of Assessment and Diagnosis of Autism(第20章Intelligence)』(Springer)2016;尾崎康子、三宅篤子(編集)『知っておきたい発達障害の療育(感覚/運動による療育法コラム①)』(ミネルヴァ書房)2016 など

竹井 史  (タケイ ヒトシ)  (著/文

同志社女子大学 現代社会学部 現代こども学科 教授(教育学修士)
筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程(芸術専攻)満期退学。富山大学人間発達科学部教授、愛知教育大学教育学部創造科学系教授、愛知教育大学附属名古屋小学校校長などを歴任。
【主な著書】『製作遊び百科』(ひかりのくに・2006)、『どんぐり・落ち葉・まつぼっくり製作BOOK』(ひかりのくに・2010)、『どろんこ遊び水遊びプール遊び180』(ひかりのくに・2011)、『遊びづくりの達人になる!3歳~5歳3巻』(明治図書編著・2011)、『作って遊べるカンタンおもちゃ』(ひかりのくに・2012)など

尾崎 康子  (オザキ ヤスコ)  (著/文

相模女子大学 人間社会学部 教授(心理学博士)
東京教育大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。財団法人小平記念日立教育振興財団日立家庭教育センター主幹研究員、富山大学人間発達科学部教授を経て、2008年より現職。専門は、臨床発達心理学、発達障害の子育て支援(臨床発達心理士スーパーバイザー、臨床心理士)。
【主な著書】単著『幼児の筆記具操作と描画行動の発達』(風間書房)、共編著『よくわかる障害児保育』(ミネルヴァ書房)、共編著『知っておきたい発達障害のアセスメント』(ミネルヴァ書房)、共編著『知っておきたい発達障害の療育』(ミネルヴァ書房)など

上記内容は本書刊行時のものです。