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刑務所の読書クラブ
教授が囚人たちと10の古典文学を読んだら
- 書店発売日
- 2017年12月18日
- 登録日
- 2017年11月15日
- 最終更新日
- 2017年12月9日
書評掲載情報
2018-07-15 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 栗原裕一郎(評論家) |
2018-02-24 | 日本経済新聞 朝刊 |
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紹介
■■■■■■全米各紙誌絶賛!■■■■■■
これほど「殺人」を実感できる人たちと
『マクベス』を一緒に読んだことはなかった
男性ばかりの刑務所で、女性教授がはじめた読書クラブ。
壮絶な人生を歩んできた囚人たちは、古典文学を読んで何を思うのか。
彼らはやがて、思いがけない視点から物語の核心へと近づいていく。
読書の常識を覆す驚嘆のノンフィクション
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読書クラブの囚人メンバーが読んだ全10作品
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『闇の奥』ジョゼフ・コンラッド著
『書記バートルビー―ウォール街の物語』ハーマン・メルヴィル著
『くそったれ! 少年時代』チャールズ・ブコウスキー著
『ジャンキー』ウィリアム・バロウズ著
『オン・ザ・ヤード』マルコム・ブラリー著
『マクベス』ウィリアム・シェイクスピア著
『ジキル博士とハイド氏』ロバート・ルイス・スティーヴンソン著
『黒猫』エドガー・アラン・ポー著
『変身』フランツ・カフカ著
『ロリータ』ウラジーミル・ナボコフ著
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スーパーボウルの試合中継があれば課題書を読み忘れる。
主人公の名前すら発音できない。
「文学は囚人たちにとって何の役にも立たないのだろうか」
死刑囚や終身刑囚たちを収容する重警備刑務所で、読書クラブを運営することになった女性教授は葛藤する。しかし、教授と囚人たちは回り道をしながらも、いつしか文学者も思いがけなかった視点から物語の核心へと近づいていく。孤独、虐待、裏切り、突然の死刑宣告――壮絶な人生経験から読み解く答えとは。そして変化は、囚人だけでなく教授自身の心にも現われ――。
アメリカ、ジュサップ刑務所で開かれた読書クラブの二年半にわたる記録。
上記内容は本書刊行時のものです。