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出版者情報
新制度派経済学による組織入門 : 市場・組織・組織間関係へのアプローチ
発行:白桃書房
縦220mm
314ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 1999年6月
- 登録日
- 2017年3月10日
- 最終更新日
- 2017年3月10日
紹介
組織についての根本的な基本問題、理論的な基礎、そしてさまざまなレベルでのデザインを、理論的な叙述とそれを応用させた具体的な例示とが結びつくように構成。本書において採用されているのは新制度派経済学のアプローチ。新制度派経済学は、プロパティー・ライツ理論、取引費用理論、プリンシパル・エージェント理論をさすが、経済問題を、資源の配分という観点から理解することにより、市場も「一つの資源配分のための組織」と捉える点に特徴をもつ。それゆえ、従来はミクロ経済学において取り扱われてきた市場の理論も、組織間関係、伝統的な組織内部の問題とともに射程に入れることを可能にした。本書は、組織内部の問題から出発して市場的調整にまで「組織の観点」を拡大して論述する。
目次
第1章 組織問題の発生
第2章 組織問題の解決
第3章 組織の経済理論
第4章 競争のフレームワークとしての市場組織
第5章 組織間関係としての組織
第6章 企業の内部領域としての組織
第7章 リオーガニゼーション:組織の再編成
上記内容は本書刊行時のものです。