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議員の両性同数 レジャーヌ・セナック(著/文) - 白水社
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議員の両性同数 (ギインノリョウセイドウスウ) パリテの現在地 (パリテノゲンザイチ)

新書
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発行:白水社
新書判
162ページ
定価 1,200円+税
ISBN
978-4-560-51058-2   COPY
ISBN 13
9784560510582   COPY
ISBN 10h
4-560-51058-X   COPY
ISBN 10
456051058X   COPY
出版者記号
560   COPY
Cコード
C1236  
1:教養 2:新書 36:社会
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年2月27日
最終更新日
2023年4月20日
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書評掲載情報

2023-08-20 読売新聞  朝刊
評者: 郷原佳以(東京大学教授・仏文学者)
2023-07-15 東京新聞/中日新聞  朝刊
2023-05-13 朝日新聞  朝刊
評者: 高谷幸(東京大学准教授)
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紹介

どのように根付き適用されているのか

 「同等の、同様な」を意味するラテン語「パリタス」に由来する「パリテ」。この言葉は、数学や物理、経済学、社会学などの分野で、二者の相似を意味する語として使われている。本書は、この「パリテ」という言葉が、フランスで公職への両性の平等な参入に向けた新しい概念として現れた背景を探る。
 1979年、国連で女性差別撤廃に関する条約が採択され、1995年の第4回北京世界女性会議では、パリテが中心テーマとなった。世界各地では女性の政治的過小代表を補うために、さまざまな戦略が採られた。一方フランスでは、官民要職への女性参入を促進する法律の公布が相次いだのは、2008年の憲法改正以降である。いかなる属性によっても市民を区別しないとする平等原則を掲げるフランスで、パリテがどのように根付き適用されているのか。
 フランスのパリテに詳しい村上彩佳氏の解説を収載。

目次

 はじめに
第一部 パリテ主張の地政学
 第一章 パリテ民主制の淵源
  I 権力の不平等と性別
  II 国連が果たした役割
  III 欧州が果たした役割
 第二章 諸国の事例
  I 法律による候補者クオータ
  II 議席クオータ(女性留保枠)
  III 政党クオータ
第二部 パリテの原理から、その立法と実施へ
 第一章 原理をめぐる論争から「パリテ法」へ
  I クオータからパリテへ
  II 展開された争点
  III 「烙印のどんでん返し」でパリテをものにしたフランス
 第二章 「パリテ法」とその実施
  I 一九九九年と二〇〇八年の憲法改正
  II 義務規定も対象も拡大
  III 当然すぎる成否の対照
 第三章 パリテ、性別秩序、複数のフェミニズム
  I 市民権をめぐる問題系の更新―平等ななかでの差異を思案する
  II パリテ―「違ったなかでの平等」の割りきれなさ
 結び
  解説 フランスのパリテから日本の男女平等な権力分有を考える 村上彩佳
  訳者あとがき
  文献リスト
  付表

著者プロフィール

レジャーヌ・セナック  (レジャーヌ セナック)  (著/文

Réjane Sénac
パリ政治学院政治学研究センターにてフランス国立科学研究センター研究ディレクターを務める。女男平等高等評議会のパリテ委員会の元代表。邦訳書に『条件なき平等』(井上たか子訳、勁草書房)がある。

斎藤 かぐみ  (サイトウ カグミ)  (翻訳

東京大学教養学科卒業、欧州国際高等研究院(IEHEI)修了。フランス語講師・翻訳。主な訳書に『力の論理を超えて―ル・モンド・ディプロマティーク1998-2002』(共編訳、NTT出版)、ベアトリス・アンドレ=サルヴィニ『バビロン』、オリヴィエ・ロワ『現代中央アジア』、ジャック・プレヴォタ『アクシオン・フランセーズ』、ムスタファ・ケスス/クレマン・ラコンブ『ツール・ド・フランス100話』、ピエール・アルベール『新聞・雑誌の歴史』(以上、白水社文庫クセジュ)、アンヌ=マリ・ティエス『国民アイデンティティの創造』(共訳、勁草書房)、セジン・トプシュ『核エネルギー大国フランス』(エディション・エフ)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。