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家族の秘密 セルジュ・ティスロン(著/文) - 白水社
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文庫クセジュ

家族の秘密

発行:白水社
新書判
180ページ
定価 1,200円+税
ISBN
9784560510209
Cコード
C1211
教養 新書 心理(学)
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年5月5日
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紹介

克服されないトラウマが、子どもにどう影響するのか?

 〈秘密〉が隠された環境で育った子どもは、意味の分からない大人の言葉や態度、身振りに直面すると、やがて疑問を抱くようになる。こうした子どもの問いかけに、親は、自分でも理解できない怒りや悲しみが生まれ困惑する。子どもは、自分に隠されていることを推し量ろうとすることで、こころの構築にさまざまな障害が生じてゆく。こうした反応が、家族の秘密の漏出である。第一世代に体験され、秘密にされたトラウマは、第二世代に反跳し、さらには第三世代へと波及する。「水切り石」のように世代を越えて反跳する、秘密のしくみとその対処とは。「恥」「タンタン」「レジリエンス」など、これまで著者が取り組んできた、こころと社会をめぐるテーマを盛り込んだ一冊。日本語版への序文では、深田晃司監督の映画『淵に立つ』を取りあげ、家族神話さえ成立しない家族の秘密を論じる。

著者プロフィール

セルジュ・ティスロン  (ティスロン)  (著/文

精神科医、心理学博士、パリ第7大学ドニ・ディドロ校研究ディレクター、科学技術アカデミー会員、「カタストロフの歴史と記憶のための機構(IHMEC)」創立者・会長。ヴァーチャル・メディアや科学テクノロジーが心的発達に与える影響についても造詣が深く、メディアや専門誌でも活発な発言を続けている。著書『タンタン、精神分析家を訪れる』はフランス国内でベストセラーとなる。邦訳に『恥―社会関係の精神分析』『明るい部屋の謎―写真と無意識』『タンタンとエルジェの秘密』『レジリエンス』がある。

阿部 又一郎  (アベ ユウイチロウ)  (翻訳

1999年、千葉大学医学部卒業、精神科医。2008年、フランス政府給費生として渡仏して臨床研修。2011年、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科博士課程修了(医学博士)。現在、伊敷病院勤務、東京医科歯科大学、東洋大学非常勤講師。主な共著訳書に、『フランス精神分析における境界性の問題』(共訳、星和書店)、『双極性障害の対人関係社会リズム療法』(監訳、星和書店)、『レジリエンス』『うつ病』(共訳、白水社文庫クセジュ)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。