版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
権威主義 エリカ・フランツ(著/文) - 白水社
..
【書誌情報利用可】

権威主義 (ケンイシュギ) 独裁政治の歴史と変貌 (ドクサイセイジノレキシトヘンボウ)

社会科学
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:白水社
四六判
234ページ
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-560-09821-9   COPY
ISBN 13
9784560098219   COPY
ISBN 10h
4-560-09821-2   COPY
ISBN 10
4560098212   COPY
出版者記号
560   COPY
Cコード
C0031  
0:一般 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年11月27日
最終更新日
2021年1月15日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2021-06-12 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 菅原琢(政治学者)
2021-03-21 読売新聞  朝刊
評者: 国分良成(防衛大学校長・国際政治学者)
MORE
LESS

紹介

後退するデモクラシー

 ここ数年、民主主義に巣食うポピュリズムが大きな注目を集めている。ブレグジットやトランプ政権はじめ各国はデモクラシーに特有の病理に苦しめられているというわけだ。
 他方、こうした潮流はいまや「民主主義の後退」として、新たな局面に入ったと捉えることもできる。
 その際、鍵となる概念が「権威主義」である。
 本書によれば、民主化の「第三の波」(ハンティントン)にもかかわらず、権威主義体制は依然として政治の日常風景となっており、現在、数において民主主義国が権威主義国を超えてはいるが、もしこの傾向が続けばその優位は逆転するという。
 私たちは、好むと好まざるとにかかわらず、ビジネスパートナーや援助先として権威主義体制と関わり、また国内の権威主義化に向き合わなければならない地点に立っているのである。
 民主化の波に洗われた権威主義は、より巧妙にアプローチしてくる。強権的でむき出しの暴力ではなく、柔軟かつ狡猾な統治がその最新版だ。
 加えて、お馴染みの軍事独裁や一党独裁ではなく、個人独裁の比率が近年高まっており、その兆候になるべく早く気づくことが重要になってくる。身を守るための必読書!

著者プロフィール

エリカ・フランツ  (エリカ フランツ)  (著/文

2008年,UCLAで政治学の博士号を取得。現在,ミシガン州立大学政治学部助教授。南米を事例として,民主化や権威主義体制の移行の研究で名高いB・ゲデス(Barbara Geddes)のもとで学んだフランツは,独裁と権威主義の研究に的を絞り,近年,多くの学術論文と学術書を精力的に執筆している。主著はN・エズロウ(Natasha Ezrow)との共著,The Politics of Dictatorship: Institutions and Outcomes in Authoritarian Regimes (Lynne Rienner Publishers, 2011), ゲデスとJ・ライト(Joseph Wright)との共著,How Dictatorships Work (Cambridge University Press, 2018) で,今回の訳書はフランツの初めての単著である。

上記内容は本書刊行時のものです。