書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
アーティスティックスポーツ研究序説
フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論
- 書店発売日
- 2020年6月17日
- 登録日
- 2020年3月27日
- 最終更新日
- 2020年6月5日
書評掲載情報
| 2020-08-08 |
朝日新聞
朝刊 評者: 武田砂鉄(ライター) |
| 2020-07-18 | 毎日新聞 朝刊 |
| MORE | |
| LESS | |
紹介
スポーツか、アートか――。
スポーツか、アートか――。フィギュアスケート、新体操、アーティスティックスイミング、ダンススポーツなど、スポーツとアートの重複領域についての初の論考。〈アーティスティックスポーツ〉という身体運動文化を、経営・経済学、法学、社会学、芸術学などを横断して探究する。新進気鋭の若手研究者がスポーツ科学に新たな沃野を拓く画期的な著作。
本書は全六部構成となっており、その中でアーティスティックスポーツをめぐる「美学論(第Ⅰ部)」、「著作権論(第Ⅱ部)」、「作品批評論(第Ⅲ部)」、「市場経済論(第Ⅳ部)」、「産業論(第Ⅴ部)」、「アーカイブ論(第Ⅵ部)」が次々に展開される。これから先の時代、アーティスティックスポーツの文化はいかにあるべきか――スポーツとアートが汽水域のように交じり合う身体運動文化を永続的に存続させるための創造と享受のあり方について、学際的観点から徹底的に考察していく。スポーツ科学の学術界はもとより、アーティスティックスポーツに関わるすべての人々にとって必読の書となるだろう。
目次
序 章 アーティスティックスポーツ研究序説
第Ⅰ部 アーティスティックスポーツという新ジャンル
第1章 「スポーツは芸術か否か」論争にみる新たなスポーツジャンルの萌芽
第2章 「アーティスティックスポーツ」の原理
第Ⅰ部結語 アーティスティックスポーツの振興のために
第Ⅱ部 著作権法によるアーティスティックスポーツの保護の可能性
第1章 アーティスティックスポーツの著作物性
第2章 アーティスティックスポーツの実演該当性
第Ⅱ部結語 著作権法による保護対象としてのアーティスティックスポーツ
第Ⅲ部 鑑賞されるアーティスティックスポーツ
第1章 アーティスティックスポーツの批評――意義と方法
第2章 プログラム再読のすすめ
――アダム・リッポン《牧神の午後》を題材としたフィギュアスケート作品分析
第Ⅲ部結語 等閑視されてきた芸術性を救済する批評
第Ⅳ部 スポーツ市場とアート市場を媒介するアーティスティックスポーツ
第1章 アーティスティックスポーツ市場から文化芸術市場へのジャンル間転送現象の
考察――フィギュアスケート鑑賞者の消費行動分析を主軸として
第2章 観戦から鑑賞という眼差しへ
――アーティスティックスポーツが拓く新たな市場とそのマーケティング
第Ⅳ部結語 アーティスティックスポーツ市場におけるマーケティングの可能性
第Ⅴ部 アーティスティックスポーツの産業領域
第1章 アーティスティックスポーツ産業の構造化
――フィギュアスケートを参照事例として
第2章 華美柔弱な産業構造
――二次データから読み取るフィギュアスケート産業の現状
第3章 スケートリンクのサステナビリティ再考――マイナーあるいはアーティスティ
ックスポーツのファシリティマネジメント序説
第Ⅴ部結語 アーティスティックスポーツという文化体系としての産業
第Ⅵ部 アーカイブが拓くアーティスティックスポーツの未来
第1章 アーティスティックスポーツとアーカイブ
第2章 アーティスティックスポーツをめぐるアーカイブの理論と実践
第3章 スポーツアーカイブ構築の理念と法的根拠
第Ⅵ部結語 アーカイブが築く文化としてのアーティスティックスポーツ
終 章 アーティスティックスポーツの創造と享受のために
上記内容は本書刊行時のものです。
