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かくしてモスクワの夜はつくられ、ジャズはトルコにもたらされた ウラジーミル・アレクサンドロフ(著) - 白水社
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【書誌情報利用可】 (連絡不要)

かくしてモスクワの夜はつくられ、ジャズはトルコにもたらされた (カクシテモスクワノヨルハツクラレジャズハトルコニモタラサレタ) 二つの帝国を渡り歩いた黒人興行師フレデリックの生涯 (フタツノテイコクヲワタリアルイタコクジンコウギョウシフレデリックノショウガイ)

歴史・地理
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発行:白水社
四六判
366ページ
定価 4,200 円+税   4,620 円(税込)
ISBN
978-4-560-09722-9   COPY
ISBN 13
9784560097229   COPY
ISBN 10h
4-560-09722-4   COPY
ISBN 10
4560097224   COPY
出版者記号
560   COPY
Cコード
C0022  
0:一般 0:単行本 22:外国歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年7月26日
最終更新日
2019年9月12日
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書評掲載情報

2026-07-18 朝日新聞  朝刊
評者: 酒井啓子(千葉大学特任教授)
2020-09-12 日本経済新聞  朝刊
評者: 酒井啓子(中東政治研究者)
2019-12-28 朝日新聞  朝刊
評者: 長谷川眞理子(総合研究大学院大学学長)
2019-12-15 毎日新聞  朝刊
評者: 若島正(京都大学名誉教授・米文学)
2019-12-07 朝日新聞  朝刊
評者: 長谷川眞理子(総合研究大学院大学学長・人類学)
2019-12-01 毎日新聞  朝刊
評者: 若島正(京都大学名誉教授・米文学)
2019-11-09 日本経済新聞  朝刊
評者: 越川芳明(明治大学教授)
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紹介

この生涯もまた、彼がプロデュースしたスペクタクルなのか?

 厳酷な黒人差別社会に見切りをつけたミシシッピ生まれのフレデリックは、海を越えて旧大陸へ渡り、帝政時代のモスクワでアメリカン・ドリームを摑むのだが……ロシア文学の碩学による、まるで物語(フィクション)のような歴史ノンフィクション。アメリカ南部の社会、爛熟する帝政末期のモスクワの夜、そして、第一次世界大戦とロシア革命の勃発――激動の時代を背景に描かれる、不屈な男の、凄まじくも痛快で爽快な魂の遍歴。
 とはいえ本書の面白さは、われらが「主人公」フレデリックの波瀾万丈な人生を追うことだけにとどまらない。彼がモスクワで成り上がる過程は、じつは帝政末期ロシアにおけるミドルクラスの勃興と軌を一にしている。マクレイノルズ『〈遊ぶ〉ロシア』(法政大学出版局刊)で分析されたようなこの時代のロシアのミドルクラスの余暇の過ごし方――劇場、スポーツ、ツーリズム、ナイトライフ、映画――と、フレデリックが活躍した娯楽庭園やナイトクラブは、切っても切れない関係にある。フレデリックや、彼を取り巻いた人びとの姿を通して、大衆文化の揺籃期特有の熱気をも感じることができるのだ。
 巻末に沼野充義氏(スラヴ文学者)による解説を収録した。

著者プロフィール

ウラジーミル・アレクサンドロフ  (アレクサンドロフ)  (

亡命ロシア人二世としてニューヨークに育つ。プリンストン大学で比較文学の博士号を取得。ハーヴァード大学を経て、イェール大学スラヴ語・スラヴ文学学科教授として長年ロシア文学を教えてきた。アメリカにおけるロシア文学研究の第一人者として知られる。主な著書に 『アンドレイ・ベールイ――主要な象徴主義小説』(ハーヴァード大学出版局、1985年)、『ナボコフの異世界』(プリンストン大学出版局、1991年)、『解釈の限界――「アンナ・カレーニナ」の意味』(ウィスコンシン大学出版局、2004年)など(いずれも英語、未邦訳)。

竹田 円  (タケダ マドカ)  (

東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。スラヴ文学専攻。訳書にペジック『近代科学の形成と音楽』、ブルーム『ジャスト・ベイビー――赤ちゃんが教えてくれる善悪の起源』(以上NTT出版)、グリーン『モラル・トライブズ――共存の道徳哲学へ』(岩波書店)、アレン『ハーブの歴史』(原書房)、エリオット『女の子脳 男の子脳――神経科学から見る子どもの育て方』(NHK出版)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。