版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
ザ・プッシュ トミー・コールドウェル(著/文) - 白水社
..

ザ・プッシュ ヨセミテ エル・キャピタンに懸けたクライマーの軌跡

発行:白水社
四六判
450ページ
定価 3,500円+税
ISBN
9784560097144
Cコード
C0098
一般 単行本 外国文学、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年7月2日
最終更新日
2019年8月7日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

波乱に満ちたクライミング人生

 2015年1月、米国人クライマーのトミー・コールドウェルとケヴィン・ジョルグソンが、エル・キャピタンの〈ドーン・ウォール〉を19日間かけてついにフリーで初登した。準備期間は足かけ7年。世界で最も難しいビッグウォール・ルートとして注目されてきた課題だ。
 本書は、常にクライミング界をリードしてきたコールドウェル自身が、生い立ちからドーン・ウォール初登に至るまでの道のりを情感あふれる筆致で綴った自叙伝である。前人未踏の記録を次々に打ち立て、そのたびに山岳ジャーナリズムを賑わせてきたコールドウェルだが、ここにあるのは成功者の栄光だけではない。キルギスで遭遇した拉致事件、左手人さし指の切断、最愛の妻との離別――数々の輝かしい偉業の裏にあった苦悩と葛藤、そして克服と再生の物語でもある。
 幾多の困難に直面し、癒えることのない心の傷を抱えながらも初志を貫こうともがく姿に、読者は何度も心を揺さぶられることだろう。息が詰まるような極限のクライミング、そして生きることの喜びと哀しみを赤裸々に描いた、唯一無二の山岳ノンフィクションである。『ニューヨーク・タイムズ』ベストセラー。
解説=倉上慶大(プロクライマー)

著者プロフィール

トミー・コールドウェル  (コールドウェル)  (著/文

1978年、米国コロラド州生まれ。世界でもっとも優れたビッグウォール・クライマーとして広く知られる。ナショナルジオグラフィック協会のAdventurers of the Yearに選ばれたほか、「フィッツ・トラバース」に成功し、2015年にピオレドール賞を受賞。また、エル・キャピタン「ドーン・ウォール」のフリー初登により、アメリカン・アルパインクラブ(AAC)から終身名誉会員の称号が贈られた。Alpinist、Climbing、Rock and Iceといった主要山岳誌の常連。現在、コロラド州エステスパークに、妻、2人の子どもとともに暮らしている。

堀内 瑛司  (ホリウチ エイジ)  (翻訳

静岡県生まれ。京都大学大学院修了。15歳の頃からクライミングを始め、国内はもとより、北米、ヨーロッパ、アフリカなど世界各地の岩場を巡る。朝日新聞記者を経て翻訳家に。現在、クラックのあるボルダリングジム「ジャムセッション三鷹」代表。訳書にアレックス・オノルド『アローン・オン・ザ・ウォール』(山と溪谷社)、グリン・カー『黒い壁の秘密』(東京創元社)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。