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フランス革命と明治維新 三浦 信孝(著/文 | 編集) - 白水社
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フランス革命と明治維新 (フランスカクメイトメイジイシン)

歴史・地理
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発行:白水社
四六判
234ページ
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-560-09666-6   COPY
ISBN 13
9784560096666   COPY
ISBN 10h
4-560-09666-X   COPY
ISBN 10
456009666X   COPY
出版者記号
560   COPY
Cコード
C0022  
0:一般 0:単行本 22:外国歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年10月26日
最終更新日
2018年12月20日
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書評掲載情報

2019-03-16 日本経済新聞  朝刊
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紹介

暴力なき革命は可能か?

 明治維新について考えることがフランス革命を考えることにつながり、またフランス革命について考えることが明治維新について考えることにつながる──かつてそんな時代があった。
 研究の進展と情勢の変化はこの結びつきをいつしか自明とはしなくなった。そして世代が経過するとともに、二つの革命を結びつけて考えていた時代の記憶は失われてしまった。
 フランス革命史研究における正統派と修正派の論争、日本資本主義論争から戦後歴史学の展開を振り返ることによって、本書はフランス革命と明治維新を考えることが結びついていた時代の記憶を改めて提示したい。その後の研究の進展は、この布置を理解して初めて可能になる。
 本書に収録した柴田三千雄と遅塚忠躬の幻の論考「日本の歴史学におけるフランス革命像」はこの問題を鮮やかに浮き彫りにしてくれる。
 加えて、ピエール・セルナ、三谷博、渡辺浩、ピエール=フランソワ・スイリ、そして三浦信孝と福井憲彦の日仏の権威がフランス革命と明治維新の新たな見方を提示し、これからの革命のあり方を展望する。暴力なき革命は果たして可能か? マルクスには見えなかったものとは何か? 明治維新150年の記念碑。

著者プロフィール

三浦 信孝  (ミウラ ノブタカ)  (著/文 | 編集

【三浦信孝】中央大学名誉教授、日仏会館副理事長 【福井憲彦】学習院大学名誉教授、日仏会館理事長

上記内容は本書刊行時のものです。