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第三帝国の到来(下) リチャード・J・エヴァンズ(著/文) - 白水社
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第三帝国の到来(下) (ダイサンテイコクノトウライ)

歴史・地理
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発行:白水社
四六判
436ページ
定価 4,200円+税
ISBN
978-4-560-09665-9   COPY
ISBN 13
9784560096659   COPY
ISBN 10h
4-560-09665-1   COPY
ISBN 10
4560096651   COPY
出版者記号
560   COPY
Cコード
C0022  
0:一般 0:単行本 22:外国歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年9月27日
最終更新日
2018年11月8日
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書評掲載情報

2021-09-04 朝日新聞  朝刊
評者: 藤原辰史(京都大学准教授・食農思想史)
2019-03-31 読売新聞  朝刊
評者: 藤原辰史(京都大学准教授、農業史研究者)
2018-12-09 毎日新聞  朝刊
評者: 岩間陽子(政策研究大学院大学教授・国際政治)
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紹介

記念碑的名著、待望の翻訳!

 本書は、豊富な史料を駆使して、19世紀のビスマルク帝国から、第一次世界大戦、ヴァイマール共和国とナチスの台頭、1933年にナチスが権力の座に就くまでを物語る、通史の決定版だ。政治・経済から社会・文化、戦争まで幅広く網羅し、同時代の人びとの肉声も再現している。
 ナチスがいかにして、何故に権力を得たのかを理解することは、これまで同様に、今日でも重要である。おそらく、人びとの記憶が薄れていくにつれ、いっそう重要になるだろう。われわれには、ナチス自身の心のなかに分け入っていく必要がある。なぜ、彼らの対手がナチスを止められなかったか、理由を見出す必要がある。第三帝国がヨーロッパと世界を他に類を見ない残虐な戦争に追いやり、ついには自ら破滅、崩壊していった過程を理解する必要がある、と著者は「第三帝国の歴史」の執筆意図を述べている。
 著者はケンブリッジ大学で近代史欽定講座担当教授を務めた、ドイツ近現代史家。学術的功績を称えられてナイトに叙されている。口絵写真・地図多数収録。

著者プロフィール

リチャード・J・エヴァンズ  (エヴァンズ)  (著/文

ケンブリッジ大学で近代史欽定講座担任教授を務めたドイツ近現代史家。2012 年、学術的功績を称えてナイトに叙される。編著の抄訳『ヴィルヘルム時代のドイツ――「下から」の社会史』、D・ブラックボーン及びG・イリーの論文を合わせて共著という形を取った『イギリス社会史派のドイツ史論』、単著の『歴史学の擁護――ポストモダニズムとの対話』(以上、晃洋書房)、『力の追求 ヨーロッパ史1815-1914 上・下』(白水社)の邦訳がある。

大木 毅  (オオキ タケシ)  (監修

1961年東京生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。大学講師を経て、現在著述業。主要著作『ドイツ軍事史』『第二次大戦の〈分岐点〉』(以上、作品社)など。

山本 孝二  (ヤマモト コウジ)  (翻訳

1946年兵庫県生まれ。神戸市外国語大学英米学科卒業、都立高等学校勤務。退職後、翻訳に従事。

上記内容は本書刊行時のものです。