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共通語の世界史 クロード・アジェージュ(著/文) - 白水社
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共通語の世界史 (キョウツウゴノセカイシ) ヨーロッパ諸言語をめぐる地政学 (ヨーロッパショゲンゴヲメグルチセイガク)

歴史・地理
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発行:白水社
四六判
380ページ
定価 4,600円+税
ISBN
978-4-560-09659-8   COPY
ISBN 13
9784560096598   COPY
ISBN 10h
4-560-09659-7   COPY
ISBN 10
4560096597   COPY
出版者記号
560   COPY
Cコード
C0022  
0:一般 0:単行本 22:外国歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年8月28日
最終更新日
2018年11月19日
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書評掲載情報

2019-02-16 朝日新聞  朝刊
評者: 出口治明(立命館アジア太平洋大学学長)
2019-01-19 日本経済新聞  朝刊
評者: 黒田龍之助(神田外国語大学特任教授)
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紹介

共通語の世界史

ホモ・ロクエンス全史と商業・宗教・軍隊

 ヨーロッパに息づく少数言語から、世界中で息まく連合言語まで!
 ホモ・ロクエンス(話すひと)の驚くべき多様性がおりなす人類史をめぐり、ことばの「シェア」に秘められてきた三大要素をときあかす。
 「アメリカ合衆国からオーストラリアやニュージーランドまで、南アフリカからカナダまで、さらには、インドのように、英語が国民語ではないまでも公用語の地位に就いている国々が同じくらいのひろがりを見せていることも考えに入れるなら、英語が商業と軍隊によって地球上の津々浦々にまでもち運ばれて、広大な空間を占めるにいたったわけである。[…]ヨーロッパでは、言語が愛国意識を高めるきっかけとなることがよくある。そのヨーロッパにおいて、言語による自己主張の渇望は、共通語の必要性をなきものにしないまでも、共通語の圧力を減らそうとする性質をもっている。こうしてみると、ヨーロッパは、英語に開かれていると同時に、言語的多様性を守ろうとする明確な態度を示していると言える」(本書より)。
 社会言語学の泰斗による名著、待望の邦訳。巻末に、言語分布地図・言語名索引付。

著者プロフィール

クロード・アジェージュ  (アジェージュ)  (著/文

1936年生まれ。フランスの言語学者。著書に『ホモ・ロクエンス』、『言語構造と普遍性』(白水社)、『絶滅していく言語を救うために──ことばの死とその再生』(白水社)ほか多数。

上記内容は本書刊行時のものです。