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ジャズのことばかり考えてきた 児山 紀芳(著/文) - 白水社
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ジャズのことばかり考えてきた (ジャズノコトバカリカンガエテキタ)

芸術
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発行:白水社
四六判
272ページ
定価 3,000円+税
ISBN
978-4-560-09643-7   COPY
ISBN 13
9784560096437   COPY
ISBN 10h
4-560-09643-0   COPY
ISBN 10
4560096430   COPY
出版者記号
560   COPY
Cコード
C0073  
0:一般 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年5月29日
最終更新日
2018年6月22日
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書評掲載情報

2018-09-09 読売新聞  朝刊
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紹介

世界のジャズ史にかかわった立役者の回顧録

 「スイングジャーナル」編集長、ラジオパーソナリティ、プロデュース、未発表音源発掘などあらゆる面でジャズに携わってきた、ジャズ評論界の第一人者がジャズ史を証言する。
 1960年代、まだレコード会社にすらジャズ市場のノウハウがない頃、著者は「スイングジャーナル選定ゴールドディスク」を企画し、名盤を紹介するとともにレコード会社とタイアップしてリリース。ここからジャズ市場が確立していった。また、専門雑誌としては前例のない海外取材を敢行。「リターン・トゥ・フォーエヴァー」結成の経緯を世界に先がけて特集するなど、数々のジャズジャイアンツの肉声を日本のファンに届けた。80年代にはプロデューサーとして活躍し、ヘレン・メリルやジョン・ルイスらの音源を日本から世界へ発信した。これら著者の数々の活動に、ジャズシーンの興隆にはミュージシャンとリスナーをつなぐ存在がいたとうなずかされる。
 ソニー・ロリンズの苦悩を見た瞬間、薬物中毒で治療中のアート・ペッパーが海岸で聞かせてくれたサックスの音色、自分だけが聴くことを許されたハービー・ハンコックのリハーサルなど、読めば聴きたくなる逸話も多数。

著者プロフィール

児山 紀芳  (コヤマ キヨシ)  (著/文

ジャズ評論家。1936年大阪生まれ。関西大学文学部英文科卒。「スイングジャーナル」誌編集長を2期17年にわたってつとめ、秋吉敏子、ヘレン・メリル、ソニー・ロリンズ、マイルス・デイヴィス、ジョン・ルイスなど国内外の多くのミュージシャンと親交を結ぶ。80年代には米レコード会社のマスターテープ保管庫から未発表音源を発掘、「キーノート・コンプリート・コレクション」、「ブラウニー:コンプリート・クリフォード・ブラウン・オン・エマーシー」でグラミー賞の「ベストヒストリカルアルバム部門」に2度ノミネート。米「ダウンビート」誌が行う国際批評家投票に唯一の日本人として投票に参加。NHK-FMの歴代のジャズ番組のパーソナリティを担当し、現在も「ジャズ・トゥナイト」を担当。

上記内容は本書刊行時のものです。