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氷上旅日記[新装版] ヴェルナー・ヘルツォーク(著/文) - 白水社
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氷上旅日記[新装版] (ヒョウジョウタビニッキ) ミュンヘン‐パリを歩いて (ミュンヘンパリヲアルイテ)

文芸
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発行:白水社
四六変型判
154ページ
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-560-09455-6   COPY
ISBN 13
9784560094556   COPY
ISBN 10h
4-560-09455-1   COPY
ISBN 10
4560094551   COPY
出版者記号
560   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年5月31日
最終更新日
2022年6月30日
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紹介

最新作『歩いて見た世界』の監督による孤高の幻視行

 鬼才ヴェルナー・ヘルツォーク監督は、人間と自然の壮大なドラマをテーマにした映画で広く知られる。『アギーレ・神の怒り』『フィツカラルド』など初期の代表作から最新作『歩いて見た世界』まで、野心的な作品は高い評価を受け、数々の映画賞を受賞している。
 1974年11月、ヘルツォークはパリにいる友人の映画評論家ロッテ・アイスナーが重篤と知らされる。自分の足でパリまで歩いていけば、アイスナーの病は治る……と願をかけ、真冬のミュンヘンを発つところからこの日記は始まる。
 痛む足をひきずりながら、死んだような小さな村をいくつも通り過ぎ、空き家に泊まり、田舎道を彷徨する。あるときは、自分がまだ人間の姿をしているのを確かめようとガソリンスタンドのトイレに駆け込む。やがて寒さに凍えるカラスを兄弟のような感情を抱くようになり、リンゴの実がすべて落ちるまで木を揺さぶった直後の静寂に、孤独と疲労が頂点に達する……
 研ぎ澄まされた感覚で、魂を震わすような自然に身を投じるヘルツォークならではの眼差し。極寒のなかをひたすら歩く真摯な姿と、狂おしいまでの思いが読者の心を打つだろう。

著者プロフィール

ヴェルナー・ヘルツォーク  (ヴェルナー ヘルツォーク)  (著/文

1942年ミュンヘン生まれ。1963年から短編映画を製作しはじめ、何度も世界の辺境を旅して回り、人間と自然の壮大なドラマをテーマに野心作を次々に発表。ヴィム・ヴェンダースらとともに〈ニュー・ジャーマン・シネマ〉を代表する映画監督として高い評価を受けている。主な作品に『アギーレ・神の怒り』、『カスパー・ハウザーの謎』、『フィツカラルド』、『ノスフェラトゥ』、『彼方へ』、『世界最古の洞窟壁画3D 忘れられた夢の記憶』、『歩いて見た世界』などがある。監督業のほか、俳優としても活躍。本書は1978年に刊行され、ザルツブルク文学賞を受賞した。

藤川 芳朗  (フジカワ ヨシロウ)  (翻訳

1944年生まれ。東京都立大学大学院修了。ドイツ文学専攻、横浜市立大学名誉教授。主要訳書に、ベンヤミン『モスクワの春』、フリードマン『評伝ヘルマン・ヘッセ』、フロイト『父フロイトとその時代』、ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン『鉄腕ゲッツ行状記』、ハヌシェク『エーリヒ・ケストナー』、マッキンタイア―『エリーザベト・ニーチェ』、デ・パドヴァ『ケプラーとガリレイ』がある。

上記内容は本書刊行時のものです。