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[レーマン演劇論集]ポストドラマ演劇はいかに政治的か? ハンス=ティース・レーマン(著/文 | イラスト) - 白水社
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[レーマン演劇論集]ポストドラマ演劇はいかに政治的か?

芸術
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発行:白水社
四六判
254ページ
定価 4,000円+税
ISBN
978-4-560-09437-2   COPY
ISBN 13
9784560094372   COPY
ISBN 10h
4-560-09437-3   COPY
ISBN 10
4560094373   COPY
出版者記号
560   COPY
Cコード
C0074  
0:一般 0:単行本 74:演劇・映画
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年4月28日
最終更新日
2022年7月30日
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紹介

ともにあるべきかたちをめぐる理論と実践

 ブレヒト、ハントケ、イェリネク……ポストドラマ演劇の可能性から、「政治的な正しさ」を考えるために! 演劇理論の泰斗による10編を収録。演劇と政治の関係性に焦点をしぼり、演劇ならではの政治性に多様な視野をひらいてくれるテクストを収めた、日本語版オリジナルの論集。
 「ポストドラマ」という概念を創造した著者は、ペーター・ソンディとジャック・デリダに学び、アリストテレスからヘーゲルを経てジャン=リュック・ナンシーに⾄る哲学をベースとして独⾃の演劇史・演劇理論を唱えてきた。詩的な⽂体とともに、読む者を実践へと力づよく促す。
 〈ポストドラマ的実践とは、難解な知的ゲームとしての前衛演劇ではなく、わたしたちの意識と知覚を支配する「ドラマの構造」の解体を模索することで、演劇の歴史的、社会的、政治的なポテンシャルを再活性化しようとする試みの総称である〉(本書「訳者あとがき」より)。
 演劇が伝える「内容」だけではなく、その「形式」(いかに表現するか?)の重要さを説く本書は、ともにあるべきかたちをめぐる、理論と実践のための一冊だ。

目次

1 ポストドラマ演劇はいかに政治的か?
2 揺さぶられる秩序──モデル・アンティゴネ
3 悲劇とポストドラマ演劇
4 観客について
5 『ファッツァー』試論──ベルトルト・ブレヒト
6 演劇、アウラ、ショックと映画──ヴァルター・ベンヤミン
7 この世界にともに住まうこと──ペーター・ハントケ
8 亡命の決断──アイスキュロスとエルフリーデ・イェリネク
9 対立の演劇──アイナー・シュレーフ
10 教育劇と可能性の空間
訳者あとがき 
索引
註記

著者プロフィール

ハンス=ティース・レーマン  (ハンス ティース レーマン)  (著/文 | イラスト

1944年生まれ。フランクフルト⼤学名誉教授。1960年代以降のおもに欧⽶の新しい演劇傾向に理論的根拠と⾒取り図を与えた『ポストドラマ演劇』(1999年)は 20 以上の⾔語に翻訳され、世界的にもっとも⼤きな影響をもたらした演劇学者の⼀⼈。主要著書に、ギリシア悲劇論『演劇と神話』(1991年)、演劇と政治に関わる論⽂集『政治的なものを書く』(2002年)、⼤著『悲劇とドラマ演劇』(2013年)、ブレヒト論集『ブレヒトを読む』(2016年)等がある。ペーター・ソンディとジャック・デリダに学んだレーマンは、アリストテレスからヘーゲルを経てデリダやジャン=リュック・ナンシーに⾄る哲学をベースに、演劇と社会の根本的かつアクチュアルな関係を視界から失わず、独⾃の演劇史そして演劇理論を抽出し、凝縮された⽂体において論じる。

林 立騎  (ハヤシ タツキ)  (翻訳

新潟県栃尾市生まれ。現在、那覇文化芸術劇場なはーと企画制作グループ長。翻訳者、演劇研究者。エルフリーデ・イェリネクの翻訳を対象に第5回小田島雄志翻訳戯曲賞を受賞。ハンス=ティース・レーマン、マティアス・ペースとの共編著に『Die Evakuierung des Theaters』(Berlin Alexander Verlag)、翻訳にイェリネク『光のない。[三部作]』(⽩⽔社)等。

上記内容は本書刊行時のものです。