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中欧論 : 帝国からEUへ
発行:白水社
縦180mm
163, 3ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2004年8月
- 登録日
- 2016年7月3日
- 最終更新日
- 2016年7月3日
紹介
ハンガリー、ルーマニア、チェコスロヴァキア…。本書は、時代状況によって変化してきた中欧の捉え方をさまざまな立場から詳解し、それが本当に意味するところは何かを探りつつ、ヨーロッパの内奥へと迫りゆく。EU加盟国が二五か国となった今日において、「欧州の仕組み」を考えるための地政学。
目次
第1章 「中欧」という言葉の意味の歴史
第2章 東方におけるドイツの存在感
第3章 「ドイツ国民の神聖ローマ帝国」というモデル
第4章 プロイセン・オーストリアの対抗関係とハプスブルク神話
第5章 諸民族のヨーロッパと中欧におけるユダヤ人のアイデンティティー
第6章 若干の文学風景
第7章 フリードリヒ・ナウマン、一九一四年の理念と帝国主義的地政学
第8章 一九二〇年代以降:競合する「中欧」
第9章 中欧の破壊からドイツの再統一まで
上記内容は本書刊行時のものです。