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出版者情報
ISO 22301:2019(JIS Q 22301:2020)事業継続マネジメントシステム 要求事項の解説
- 初版年月日
- 2021年3月15日
- 書店発売日
- 2021年3月17日
- 登録日
- 2021年2月13日
- 最終更新日
- 2021年3月17日
紹介
事業継続マネジメントシステムの要求事項に関する規格であるISO 22301:2019(JIS Q 22301:2020)の逐条解説書!
東日本大震災や阪神淡路大震災、大規模な風水害・雪害などでの経験を通じ、事業継続マネジメントの重要性は日本でも広く認識されるに至っています。また、新型コロナウイルス感染症の流行は社会・経済活動全般に深刻な影響を及ぼし、事業継続マネジメントにとって大きな課題となっています。
ISO 22301は、ISO/TC 223 (Societal security)の下、2012年に発行された世界初の国際規格です。今回は7年ぶりの改訂となりました。 今回の改訂では、規格の構造を見直し、何が求められているのかをより明確にし、より読みやすく実施しやすくなりました。また、重複を取り除き、事業継続業界での今日の考え方をよりよく反映するために、言語と用語が簡素化されています。加えて、ISOマネジメントシステム共通構造である、ISO/IEC指針の附属書SLに規格構造をあわせて、他のISOマネジメントシステム規格との整合性を保ちました。
組織は、この規格を運用することで、自然災害、火災、サプライチェーンの問題、サイバー攻撃などビジネスの円滑な運営を脅かす多くの予期せぬ脅威への効果的な対応と迅速な復旧を可能にし、それにより、人々、製品、および組織の収益への影響を軽減することが期待されています。この規格を運用することができる対象は限定されておらず、規模、業界、事業内容に関係なく全ての組織に適用されます。
事業継続への関心が高まっている今、充実した内容の本書を参考にすることをお勧めいたします。本書をぜひご検討ください。
《本書の特長》
・ISO 22301:2019(JIS Q 22301:2020)の規格開発メンバー執筆による公式解説書です。
・改訂による差異、対応への留意事項を理解できる充実した内容です。
・Q&Aも収録しており、ISO 22301 についての疑問点を解消することができます。
目次
第1章 セキュリティ分野の国際標準化の現状
1.1 セキュリティ分野の国際標準化のこれまで
1.2 セキュリティ国際標準の現在
1.3 ISO 22301(JIS Q 22301)のわが国での普及―2013年度経済産業省モデル事業から
第2章 ISO 22301とは
2.1 重要性を増す事業継続マネジメントと標準の役割
2.2 ISO 22301の特徴と導入・定着にあたって知っておくべきこと
2.3 ISO 22301の改訂のポイント
第3章 ISO 22301の解説
第4章 ISO 22301についての Q&A
上記内容は本書刊行時のものです。