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出版者情報
徹底排除!組織に潜む弱点・欠点・形骸化 診断事例で学ぶ経営に役立つQMSのつくり方
- 初版年月日
- 2020年10月8日
- 書店発売日
- 2020年10月12日
- 登録日
- 2020年8月28日
- 最終更新日
- 2020年9月19日
紹介
ISO 9001認証制度が始まって以来、多くの組織が認証を取得しています。しかし、効果的にQMSが運用され、よりよいパフォーマンスが得られている組織はわずかです。 本来QMSは経営に役立つはずですが、ISO 9001要求事項に適合さえしていればよいという認識が、筆者の携わる認証審査やコンサルティング、研修の場で数多く見受けられます。これは、QMSの目的をもたないまま認証取得した結果、経営に役立たない「ムダ」(=無駄+弱点・欠点・形骸化)が組織の中に増えてしまっているからです。
本書は、この「ムダ」が組織に潜んでいるかどうか自覚し、改善へとつなげることを目的としています。この目的のために、本書では、実例を取り上げて、その症状と診断結果、対策方法、予防策を示しています。具体的な実例をもとにしているので、あなたの組織に潜む「ムダ」もイメージしやすくなっています。
特に、予防策では、ISO 9002(JIS Q 9002)などの規格や『2015年改訂対応 小規模事業者のためのISO 9001 何をなすべきか―ISO/TC 176からの助言』の類書から対応事例を紹介し、QMS の維持・向上のために必要な考え方について言及しています。 「ムダ」を発見して、取り除き、より有効なQMSとなれば、よりよい結果が得られます。本書を通じて、形骸化してしまったQMSを経営に役立つQMSにつくり変えませんか。
本書の特長
第Ⅰ部では、組織に潜む「ムダ」を知り、「ムダ」との向き合い方を解説しています。
第Ⅱ部では、組織の診断事例をその“症状・診断結果・対策方法・予防策”で紹介し、規格や類書をもとに解説します。紹介する診断事例は、組織名を伏せ、業種も変えていますが、実話に基づいているので、リアリティのある内容になっています。
第Ⅲ部では、QMSの維持・向上や「ムダ」を予防するための参考情報として、産業における知恵の結晶とも言えるJIS、その中で特に、診断事例に関連する12のJISより、具体的な視点を紹介しています。ぜひ読んでいただきたい情報です。
目次
はじめに
第Ⅰ部 経営に役立つQMSとは
第Ⅱ部 QMSの診断事例
第Ⅲ部 QMS を維持・向上させるための知識
上記内容は本書刊行時のものです。