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全訳 家蜂蓄養記
古典に学ぶニホンミツバチ養蜂
発行:農山漁村文化協会
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ18mm
重さ 442g
280ページ
定価
3,800円+税
- 初版年月日
- 2023年12月5日
- 書店発売日
- 2023年12月8日
- 登録日
- 2023年10月31日
- 最終更新日
- 2023年12月24日
紹介
江戸期最高峰の養蜂書と讃えられながら、その全体像がほとんど知られてこなかった『家蜂蓄養記』。漢文で書かれたその全文を在野の養蜂家が現代語訳し、養蜂家の視点からミツバチの生態や養蜂技術に即した詳細な解説を付し、現代の養蜂へのヒントを探究する。あわせて、古今の文献や歴史史料を丹念に読み解いて日本の養蜂史を再検討。文禄・慶長の役(秀吉の朝鮮出兵)を契機に養蜂技術が朝鮮半島から伝来し、その後に日本各地に伝播した史実も明らかにするなど、これまで謎が多かった「ニホンミツバチ」の起源について新たな歴史像を提示する1冊。
第一部 『家蜂蓄養記』とその世界
第二部 日本養蜂史再考
第三部 定本『家蜂蓄養記』―原文・書き下し文・語釈―
目次
緒論『家蜂蓄養記』とは何か
第一部 『家蜂蓄養記』とその世界
第一章 序文
第二章 女王蜂
第三章 王台
第四章 巣箱
第五章 置き台
第六章 置き場所
第七章 闘争
第八章 分蜂
第九章 雄蜂
第十章 巣虫
第十一章 採蜜
補論 『家蜂蓄養記』をめぐる古典籍とその関係
第二部 日本養蜂史再考
第一章 熊野蜜
第二章 文献からたどるニホンミツバチの起源
第三章 『日本書紀』をめぐって
第四章 問い直されるニホンミツバチの起源
第三部 定本『家蜂蓄養記』―原文・書き下し文・語釈―
《付録》
一、王禹[ショウ]『小畜集』「紀蜂」
二、江戸期におけるミツバチの導入経路と飼養地
三、関連年表
あとがきにかえて―蜂と漢文と私―
参考文献一覧/索引
上記内容は本書刊行時のものです。