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全訳 家蜂蓄養記 久世 松菴(著/文) - 農山漁村文化協会
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全訳 家蜂蓄養記 (ゼンヤクカホウチクヨウキ) 古典に学ぶニホンミツバチ養蜂 (コテンニマナブニホンミツバチヨウホウ)

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A5判
縦210mm 横148mm 厚さ18mm
重さ 442g
280ページ
定価 3,800円+税
ISBN
978-4-540-23144-5   COPY
ISBN 13
9784540231445   COPY
ISBN 10h
4-540-23144-8   COPY
ISBN 10
4540231448   COPY
出版者記号
540   COPY
Cコード
C0061  
0:一般 0:単行本 61:農林業
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年12月5日
書店発売日
登録日
2023年10月31日
最終更新日
2023年12月24日
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紹介

江戸期最高峰の養蜂書と讃えられながら、その全体像がほとんど知られてこなかった『家蜂蓄養記』。漢文で書かれたその全文を在野の養蜂家が現代語訳し、養蜂家の視点からミツバチの生態や養蜂技術に即した詳細な解説を付し、現代の養蜂へのヒントを探究する。あわせて、古今の文献や歴史史料を丹念に読み解いて日本の養蜂史を再検討。文禄・慶長の役(秀吉の朝鮮出兵)を契機に養蜂技術が朝鮮半島から伝来し、その後に日本各地に伝播した史実も明らかにするなど、これまで謎が多かった「ニホンミツバチ」の起源について新たな歴史像を提示する1冊。


第一部 『家蜂蓄養記』とその世界 
第二部 日本養蜂史再考 
第三部 定本『家蜂蓄養記』―原文・書き下し文・語釈―

目次

緒論『家蜂蓄養記』とは何か 
 
第一部 『家蜂蓄養記』とその世界 
第一章 序文
第二章 女王蜂
第三章 王台
第四章 巣箱
第五章 置き台
第六章 置き場所
第七章 闘争
第八章 分蜂
第九章 雄蜂
第十章 巣虫
第十一章 採蜜
補論 『家蜂蓄養記』をめぐる古典籍とその関係

第二部 日本養蜂史再考 
第一章 熊野蜜
第二章 文献からたどるニホンミツバチの起源
第三章 『日本書紀』をめぐって
第四章 問い直されるニホンミツバチの起源

第三部 定本『家蜂蓄養記』―原文・書き下し文・語釈―

《付録》
一、王禹[ショウ]『小畜集』「紀蜂」
二、江戸期におけるミツバチの導入経路と飼養地
三、関連年表
あとがきにかえて―蜂と漢文と私―
参考文献一覧/索引

著者プロフィール

久世 松菴  (クゼ ショウアン)  (著/文

久世松菴(くぜ しょうあん):1738年紀伊国有田郡湯浅村生まれ。紀伊藩奥御医師、本草家。

東 繁彦  (アズマ シゲヒコ)  (翻訳 | 解説

東繁彦(あずま しげひこ):1974年生まれ。一橋大学商学部卒業、神戸大学大学院法学研究科実務法律専攻修了。投資家、養蜂家。兵庫県にて化学物質不使用の養蜂を実践。著書に『ミツバチのダニ防除』(農文協2022)など。

上記内容は本書刊行時のものです。