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出版者情報
危機の時代の精神医療
変革の思想と実践
- 書店発売日
- 2022年9月26日
- 登録日
- 2022年7月26日
- 最終更新日
- 2022年9月10日
紹介
統合失調症の病名変更、日本初のACTの実現など、半世紀にわたる改革の実践と思想、そして、最新の薬の知見とそのマーケティング戦略の内実について痛烈かつ、赤裸々に語り尽くす!
目次
刊行に寄せて マンモスを飼う男(横田 泉)
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第1部 精神医学の思想
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二一世紀の力動精神療法試論
抗精神病薬の神話2022――あるべき薬物療法の姿を求めて
抗精神病薬の神話2022 補論1
――第二世代抗精神病薬とアカシジア
抗精神病薬の神話2022 補論2
――薬物療法と製薬資本~私たちは健全な二重見当識をもとう
精神医療と暴力――暴力を生む構造と私的暴力史
ノーベル賞学者、ジョン・ナッシュの人生と精神病からの回復
――統合失調症の慢性化問題によせて
シーザーのことを魂のことに取り戻す――対人支援の仕事とお金
書評 干潟の生き物たちと中井久夫 『統合失調症をたどる』
書評 レインの再評価 『R・D・レインと反精神医学の道』
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第2部 こころ・からだ・社会の対話
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万国ケア博覧会のすすめ/パラリンピックにイマジンを!/
ひきこもりと私たち/「ごみ屋敷」問題を考える/
不寛容やめますか、それとも…/七つ目の虹の色は/コロナと対人支援/
人工知能と共感能力/バトンをつなぐ/「共生」の時代の若者たち/
小さきものの声/10年目の3・11に/「難民」と共に生きる国に/
精神のフレコンバッグ/僕らが信じられる大人であること/
6人寄ればもんじゅに勝つ/センチメンタル・ジャニー/
認知症800万人時代に/ある晴れた朝、突然に/
忘るるもまた楽しからずや/真夜中のラーメン/8月は死者の月/
「殺すな!」をふたたび/しなやかな異議申し立て/
戦争を知らない子孫(こまご)たち/戦争は卑劣な情報戦/
護憲、古いと言われても/新緑の季節に憲法を/
戌(犬)にもつらい、戦争/
京都国際写真祭(KYOTOGRAPHIE)によせる/
さざめく光の中に――鎮魂3・11/もう、ビートルズは教えてくれない/
科学少年のギターと天文台/表現の自由と寛容の精神/
フラジャイル、こわれもの
※第2部のコラム『暖流』は京都新聞社会福祉事業団が受け持つ
京都新聞福祉のページにも 掲載されています。
母の死 認知症を抱えて逝くということ
書評 統計的生の必然から共同的生の偶然へ『他者と生きる』
書評 世界が病むという苦悩『チェルノブイリの祈り』
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第3部 かなたの実践へ
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「成長」の終わりと「人格」の消滅
統合失調症の約束の地、治療課題としての「治療の終焉」
アウトリーチ、日々是好日――微笑む宇宙人、救われる地球人
あとがき
初出一覧
上記内容は本書刊行時のものです。