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危機の時代の精神医療 高木 俊介(著/文) - 日本評論社
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危機の時代の精神医療 (キキノジダイノセイシンイリョウ) 変革の思想と実践 (ヘンカクノシソウトジッセン)

医学
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発行:日本評論社
四六判
272ページ
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-535-98525-4   COPY
ISBN 13
9784535985254   COPY
ISBN 10h
4-535-98525-1   COPY
ISBN 10
4535985251   COPY
出版者記号
535   COPY
Cコード
C3047  
3:専門 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年7月26日
最終更新日
2022年9月10日
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紹介

統合失調症の病名変更、日本初のACTの実現など、半世紀にわたる改革の実践と思想、そして、最新の薬の知見とそのマーケティング戦略の内実について痛烈かつ、赤裸々に語り尽くす!

目次

刊行に寄せて マンモスを飼う男(横田 泉)    
________________________

第1部 精神医学の思想
________________________
 
二一世紀の力動精神療法試論 

抗精神病薬の神話2022――あるべき薬物療法の姿を求めて 

抗精神病薬の神話2022 補論1
  ――第二世代抗精神病薬とアカシジア 

抗精神病薬の神話2022 補論2
  ――薬物療法と製薬資本~私たちは健全な二重見当識をもとう 

精神医療と暴力――暴力を生む構造と私的暴力史 

ノーベル賞学者、ジョン・ナッシュの人生と精神病からの回復
  ――統合失調症の慢性化問題によせて 

シーザーのことを魂のことに取り戻す――対人支援の仕事とお金 

書評 干潟の生き物たちと中井久夫 『統合失調症をたどる』 
書評 レインの再評価 『R・D・レインと反精神医学の道』

________________________

第2部 こころ・からだ・社会の対話
________________________

万国ケア博覧会のすすめ/パラリンピックにイマジンを!/
ひきこもりと私たち/「ごみ屋敷」問題を考える/
不寛容やめますか、それとも…/七つ目の虹の色は/コロナと対人支援/
人工知能と共感能力/バトンをつなぐ/「共生」の時代の若者たち/
小さきものの声/10年目の3・11に/「難民」と共に生きる国に/
精神のフレコンバッグ/僕らが信じられる大人であること/
6人寄ればもんじゅに勝つ/センチメンタル・ジャニー/
認知症800万人時代に/ある晴れた朝、突然に/
忘るるもまた楽しからずや/真夜中のラーメン/8月は死者の月/
「殺すな!」をふたたび/しなやかな異議申し立て/
戦争を知らない子孫(こまご)たち/戦争は卑劣な情報戦/
護憲、古いと言われても/新緑の季節に憲法を/
戌(犬)にもつらい、戦争/
京都国際写真祭(KYOTOGRAPHIE)によせる/
さざめく光の中に――鎮魂3・11/もう、ビートルズは教えてくれない/
科学少年のギターと天文台/表現の自由と寛容の精神/
フラジャイル、こわれもの 

※第2部のコラム『暖流』は京都新聞社会福祉事業団が受け持つ
京都新聞福祉のページにも 掲載されています。

母の死 認知症を抱えて逝くということ 
書評 統計的生の必然から共同的生の偶然へ『他者と生きる』
書評 世界が病むという苦悩『チェルノブイリの祈り』

________________________

第3部 かなたの実践へ
________________________

「成長」の終わりと「人格」の消滅 

統合失調症の約束の地、治療課題としての「治療の終焉」 

アウトリーチ、日々是好日――微笑む宇宙人、救われる地球人 

あとがき 
初出一覧

著者プロフィール

高木 俊介  (タカギ シュンスケ)  (著/文

ACT-K、たかぎクリニック/精神科医

上記内容は本書刊行時のものです。