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出版者情報
ゲーム障害再考
嗜癖か、発達障害か、それとも大人のいらだちか
発行:日本評論社
A5判
160ページ
定価
1,300円+税
- 書店発売日
- 2023年6月7日
- 登録日
- 2023年5月10日
- 最終更新日
- 2023年5月31日
紹介
ゲーム障害は依存症か発達障害の現れか、あるいは過度の医療化なのか。いまだ議論の絶えない、この「疾病」への向き合い方を探る。
目次
●総論
児童専門医の考えるゲーム障害臨床……吉川 徹
嗜癖専門医の考えるゲーム障害臨床……佐久間寛之
ぼくたちの失敗
――幻に終わった児童思春期向け集団プログラム(1)
……大坪 建
ぼくたちの失敗
――幻に終わった児童思春期向け集団プログラム(2)
……福田貴博
アディクションとゲーム依存について考えたこと
……本村啓介
ゲーム業界が考える、ゲームを安心して楽しむために
……横戸健介
開発者はゲーム障害と向き合う……吉田辰巳
ゲーム研究者からの疑念……山根信二
●治療・支援
子どもの嗜癖への支援……館農 勝
ゲームと不登校……宮脇 大
「反省させない」通院治療の実際
……奥山沙耶+村山裕子
ゲーム障害の入院治療……比江島誠人
ゲーム障害の家族ケアとは?
……阿部かおり+大越拓郎+丸山千佳
●社会はどう向き合うか
プロゲーマーと考えるゲーム障害……にしざわ学園
ゲームによるメンタルヘルスの向上……高橋長秀
学校図書館にゲームコーナーができる日
……おおたとしまさ
家族が回復し、正しい知識と対応策を学ぶために
……黒田沙希子
上記内容は本書刊行時のものです。