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出版者情報
政策評価のための因果関係の見つけ方
ランダム化比較試験入門
発行:日本評論社
A5判
160ページ
定価
2,300円+税
- 初版年月日
- 2019年7月30日
- 書店発売日
- 2019年7月25日
- 登録日
- 2019年6月1日
- 最終更新日
- 2019年7月26日
書評掲載情報
2019-08-31 | 日本経済新聞 朝刊 |
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紹介
経済学におけるランダム化比較試験のパイオニアである
エステル・デュフロ教授らによる、理論的解説と実践的ノウハウが凝縮。
監訳者の小林庸平氏による解説は、
本書の難解な部分を直感的でわかりやすい解説で補いながら、
近年注目されている「エビデンスに基づく政策形成(EBPM)」に
ランダム化比較試験をどう活かしていくかを展望。
EBPMに関心のある人、経済学の実証研究に関心のある人、必見!
近年、注目を集める因果推論。その代表的手法であるランダム化比較試験(RCT)について理論的に解説するのみならず、現実社会のフィールドでRCTを行う場合に、どういったことに気を付ければよいのか、理想的なRCTが行われない場合にはどうすればよいのか、を、この分野の世界的権威が解説した一冊です。
RCTは、近年注目を集めている「エビデンスに基づく政策形成(EBPM)」の「エビデンス」をつくるための有効な手段のひとつです。
EBPMに関心のある方、近年の経済学の実証研究で盛んに取り入れられている「前向き(prospective)評価
」に興味のある方に、ぜひご一読いただければ幸いです。
目次
第1章 はじめに
第2章 なぜランダム化が必要なのか?
第3章 調査設計におけるランダム化比較試験の導入
第4章 サンプルサイズ、実験設計、検出力
第5章 実際の調査設計と実施にあたっての留意事項
第6章 「完全なランダム化」が行われない場合の分析
第7章 推論に関する問題
第8章 外的妥当性とランダム化比較試験から得られた結果の一般化
解説 エビデンスに基づく政策形成の考え方と本書のエッセンス
上記内容は本書刊行時のものです。