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50歳から始める! 老後のお金の不安がなくなる本 竹川 美奈子(著/文) - 日本経済新聞出版社
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50歳から始める! 老後のお金の不安がなくなる本

四六判
272ページ
定価 1,500円+税
ISBN
9784532358259
Cコード
C0033
一般 単行本 経済・財政・統計
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年7月18日
最終更新日
2019年7月29日
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紹介

「老後資金2,000万円不足!?」人によって事情はまったく異なります。平均ではなく、「自分ごと」として考えましょう。
もらえる年金額や家計を見える化し、お金のふやし方・使い方を知れば、もう振り回されない!

 私たちが「老後のお金」という言葉を聞いて「不安」になる最大の原因は「わからない」「知らない」ことにあります。
 正しい知識を身につけるとともに、自分(や我が家)の家計を把握し、公的年金や勤
務先の退職給付制度などをきちんと調べたうえで、資産形成を考えることが実はいちばん
大切です。
 「資産寿命が尽きる」「公的年金は将来減る」「老後には〇〇万円必要」といった「不
安スイッチ」を押されても、動じない自分になりましょう。せかされて、アパートのオー
ナーになったり、本来必要のない保険に加入したり、必要以上にリスクをとって投資をは
じめたりする必要はありません。

 長く生きられるかもしれない未来――「長寿リスク」という言葉におびえるのではなく、
前向きに人生を楽しみたいもの。そのためにも、一度立ち止まって、これからの仕事、暮らし、そして、お金について考えるきっかけに、本書がなれば幸いです。
(「はじめに」より抜粋)

【「老後のお金の不安をなくす」ポイント】
・老後に必要なお金は1人ひとり違う。自分の状況を知ることが大事。
・公的年金は長生きに備える最強の保険。選択次第でふやせる。
・自分の会社の退職給付制度をしっかり把握する。
・年に一度、決算をして家計を「見える化」する。
・つみたてNISA、iDeCoをフル活用して老後資金をふやす。
・退職一時金、企業年金の受け取り方で、税金、社会保険料が大きく変わる。
・公的年金を繰下げ、私的年金を「中継ぎ」として活用する。
・公式を使って、リタイア後の毎年の引き出し可能額を決める。

目次

序章 知ることで不安は払拭できる
・「老後に2000万円の貯蓄が必要」は本当?
・60歳以降に受け取るお金を整理する
・50歳からでも十分間に合う

第1章 公的年金は長生きリスクに備える最強の保険
・3つの機能を備えた「保険」
・10年以上保険料を払うと将来年金を受け取れる
・物価や賃金に応じて年金額が変わる
・「ねんきん定期便」で見込額を確認しよう
・「ねんきん定期便」には載っていないものもある
加給年金/振替加算/厚生年金基金による代行部分/①「ねんきんネット」を活用する/②企業年金記録確認サービスを使う
・必ず住所変更の手続きをしておこう!
・「いつから」「いくら」をまとめてみよう
・選択次第で公的年金はふやせる
60歳以降も厚生年金に加入して働く/老齢基礎年金をふやす3つの方法/受け取る時期を後ろにズラす(繰下げ受給)
column 50歳未満の方向け「ねんきん定期便」の見方

第2章 意外と知らない退職給付(退職金・企業年金)制度
・あなたはこの3つの質問に答えられますか
・退職給付制度にはどのようなものがあるか
確定給付企業年金/企業型確定拠出年金/中小企業退職金共済/特定退職金共済
・勤務先の退職給付制度を調べてみよう
Q1勤務先にどのような退職給付制度がありますか?/Q2退職給付制度全体を100とすると、それぞれの割合はどうなっていますか?/「いつ」「どのように」「いくら」受け取る予定ですか?
・退職給付制度をまとめてみよう
・企業型確定拠出年金に加入している人は「マッチング拠出」を検討
・60歳よりも前に退職する場合に気をつけたいこと/企業型確定拠出年金に加入している場合/6カ月以内に必ずiDeCoに移換を/確定給付企業年金の場合/過去に離転職したことがある人はもらい忘れ防止策を

第3章 人生を通してお金をふやし、楽しく使うための「管理術」
・年に一度、決算をつくろう
・「損益計算書」をつくる
「手取り年収」は「源泉徴収票」のここをみる/年間貯蓄額から”本当の”支出を割り出す/支出は「固定費」と「変動費」を分ける/損益計算書で確認したい最低2つのこと
・「バランスシート」をつくる
資産には「年金資産」も記入する/負債は短期と長期に分ける/資産合計額から負債合計額を引いたものが純資産
・損益計算書とバランスシートのセットでみえてくるもの

第4章 非課税制度を活用!自分でも老後資金を準備
・働く期間を延ばせられればいちばんよい
・金融資産がそれほどない人は貯めるしくみをつくる
・預金100%の人は一部をリスク資産に振り向けてもいい
column 債券とは何か
・投資信託を活用し、世界の会社にまとめて投資
・15年間、世界の株を積み立てたらどうなるか
column リスクとリターンは表裏一体
・非課税で運用できる枠を優先して使う
・つみたてNISAを活用して積み立て投資
年間40万円、20年まで非課税で積み立てできる/厳しい基準を満たした投資信託が対象
・iDeCoは公的年金に上乗せして年金資産をつくる制度
自営業や企業年金のない会社員は50歳からでも加入したほうがよい/金融機関に口座を開設し毎月掛金を引き落とし/加入期間に応じて受け取り開始年齢が変わる
・高所得者ほど税の軽減効果は大きい
・金融機関選びの3つのポイント
・50代で独立する人、個人事業主の人は小規模企業共済を活用

第5章 公的年金や企業年金、iDeCoの資産をどう受け取ればよいか
・受け取り方のおさらい
・確定給付企業年金の受け取り方
・確定拠出年金はどのように受け取れるのか
一時金か、年金形式か、併給か/年金で受け取る場合の3つの方法/受け取り方で1回あたりの年金額が変わる
・受け取り時にかかる税金を知る
一時金で受け取るときは退職所得控除の対象に/複数の一時金を受け取る場合はどうなるか/<ケース1>同じ年に複数の退職金を受け取った場合(Aさん)/<ケース2>一定期間内に退職金を受け取った場合(Bさん)/<ケース3>一定期間をあけて退職金を受け取る場合(Cさん)/年金形式で受け取る場合の税金はどうなるか
・公的年金を繰下げ、私的年金を「中継ぎ」として活用
・税制的に有利な受け取り方法を検討する
①複数の退職金が退職所得控除の枠内に収まる場合/②退職一時金+企業年金の一時金で退職所得控除の枠を超えてしまう場合/③退職一時金だけで退職所得控除の枠を超える場合/④コントロールできる人は受け取る時期をズラす

第6章 「自分で準備」してきた分をどう引き出すか
・金融機関の口座を断捨離する
・リタイア後(収入<支出)も運用を継続する
「①収入>支出」「②収入=支出」の時期に投資をしてきた人/企業型確定拠出年金やiDeCo以外に投資をしていない人・投資をしたことがない人
・毎年どのようにお金を引き出して使うか
①公式を使って毎年の引き出し可能額を決める/②引き出し方を決める/③投資信託の解約のしかたを確認する/④自動的に受け取るしくみをつくる
・日本ではまだ少ない自動解約サービス
・「定額」引き出しより「定率」引き出しのほうがベター
定額で引き出すことの罠/相場の上下に影響を受けにくい定率引き出し
・お金がたくさんある人は無理に運用しなくてもOK

おわりに
参考資料

著者プロフィール

竹川 美奈子  (タケカワ ミナコ)  (著/文

LIFE MAP,LLC代表、ファイナンシャル・ジャーナリスト
出版社や新聞社勤務などを経て独立。2000年FP資格を取得。取材・執筆活動を行うほか、投資信託や個人型確定拠出年金、マネープランセミナーなどの講師も務める。「1億人の投信大賞」選定メンバーなどを務め、投資の裾野拡大に取り組んでいる。金融審議会「市場ワーキング・グループ」委員。

上記内容は本書刊行時のものです。