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良い製品開発 三木 博幸(著/文) - 日本経済新聞出版社
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良い製品開発 実践的ものづくり現場学

四六判
232ページ
定価 1,800円+税
ISBN
9784532323363
Cコード
C0034
一般 単行本 経営
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年2月12日
最終更新日
2020年3月13日
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紹介

筆者は、これまで『コストを下げれば、品質は上がる』『部品半減』『コストは必ず半減できる。』など自らの経験からあみ出した手法を、様々な企業で「部品半減・コスト半減」という側面から解説してきました。このようなノウハウももちろん重要なのですが、それを活かし実行に移す日本企業の製品開発そのものが弱体化してきています。本書は、この恐るべき事態とそこからの脱却の術を明らかにするものです。
筆者がアドバイスを行っている企業において開発現場をよく理解していないのではないかと思われる事例が散見されるようになっています。これらの企業の要請を大別すると、1赤字事業の再建、2赤字製品の黒字化、3入札案件受注のためのコストダウン、4コスト算出やコストダウン技法、製図についての教育、5筆者が開発した開発手法導入指導、といったものになります。
実際のところ筆者への要求のほとんどは、上記の123であり、4および5への要求は少ないのです。「部品半減・コスト半減」の指導をさせて、それさえうまくいけばこと足りると考えているのではないでしょうか。
メーカーの事業の赤字は様々な要因から発生しますが、その赤字の解決策は常に開発部門にあり、そのシーズ(種)は市場にある、ということに気付いていないのです。赤字の原因は会社の外にあり、解決策も外にあると考えていることこそが問題です。このことが赤字をより深刻化させ、改善に手間取る結果になっているのです。
本書は、そのようなお寒い状況にある日本の製品開発を抜本的に革新する「攻めの開発」としての「良い製品開発」を推進するもの。CADの普及と分業化が開発現場を弱体化させたとし、IP抽出、DTC開発、「製品開発企画書」に沿った開発、特許出願200目標など開発力強化の具体策を示します。筆者の製品開発理論は、ものづくり研究の第一人者である東京大学・藤本教授も高く評価しており、解説を掲載しています。

目次

第1章 メーカー企業は、開発の強さで成り立つ

第2章 社長が知らない開発の実態

第3章 「DTC開発」による事業再建

第4章 「DTC開発」と「ものづくり現場学」

第5章 「製品開発企画書」に沿った開発

第6章 「部品半減・コスト半減」の実際

第7章 「学ぶこと」は「まねること」から

第8章 新たな「ものづくり」へ

著者プロフィール

三木 博幸  (ミキ ヒロユキ)  (著/文

コスト開発研究所代表
1945年生まれ。64年クボタ鉄工(現クボタ)入社。2004年まで、ほぼ一貫して耕うん機、田植機、トラクターの開発、事業革新に従事。技術部長、理事を歴任。04年クボタ機械設計社長。2010年退職、コスト開発研究所設立。

藤本 隆宏  (フジモト タカヒロ)  (解説

東京大大学院経済学研究科教授、ものづくり経営研究センター長
1955年東京生まれ。79年東京大学経済学部卒業。三菱総合研究所副研究員を経て、89年ハーバード大学ビジネススクール経営学博士号取得。同大学研究員を経て、90年東京大学経済学部助教授

上記内容は本書刊行時のものです。