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もう泣かない電気毛布は裏切らない 神野 紗希(著/文) - 日本経済新聞出版社
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もう泣かない電気毛布は裏切らない (モウナカナイデンキモウフハウラギラナイ)

文芸
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四六判
224ページ
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-532-17678-5   COPY
ISBN 13
9784532176785   COPY
ISBN 10h
4-532-17678-6   COPY
ISBN 10
4532176786   COPY
出版者記号
532   COPY
Cコード
C0092  
0:一般 0:単行本 92:日本文学詩歌
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年9月18日
最終更新日
2019年10月11日
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紹介

俳句甲子園世代の旗手、待望の初エッセイ集

恋の代わりに一句を得たあのとき、私は俳句という蔦にからめとられた。

幼い息子の声、母乳の色、コンビニのおでん、蜜柑、家族、故郷……日常の会話や風景が、かけがえのない顔をして光り出す。

人は変わらないけど、季節は変わる。言われてみればそうかもしれない、と頷く。
定点としての私たちが、移ろいゆく季節に触れて、その接点に小さな感動が生まれる。過ぎ去る刻をなつかしみ、眼前の光景に驚き、訪れる未来を心待ちにする。
その心の揺れが、たとえば俳句のかたちをとって言葉になるとき、世界は素晴らしいと抱きしめたくなる。生きて、新しい何かが見たいと思う。(「あとがき」より)

目次

第一章 ここもまた誰かの故郷氷水――夏

第二章 檸檬切る記憶の輪郭はひかり――秋

第三章 負けてもいいよ私が蜜柑むいてあげる――冬

第四章 短めが好きマフラーも言の葉も――俳句

第五章 母乳ってたんぽぽの色雲は春――春

著者プロフィール

神野 紗希  (コウノサキ)  (著/文

俳人
1983年、愛媛県松山市生まれ。高校時代、俳句甲子園をきっかけに俳句を始める。2002年、第1回芝不器男俳句新人賞坪内稔典奨励賞受賞。NKK‐BS「俳句王国」司会、Eテレ「俳句さく咲く! 」選者などを務める。お茶の水女子大学大学院博士後期課程修了。18年『日めくり子規・漱石 俳句でめぐる365日』で第34回愛媛出版文化賞大賞受賞。句集に『星の地図』『光まみれの蜂』、著書に『女の俳句』『初心者にやさしい俳句の練習帳』など。現代俳句協会青年部長。明治大学・聖心女子大学講師。

上記内容は本書刊行時のものです。