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ボルカー回顧録 ポール・A・ボルカー(著/文) - 日本経済新聞出版社
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ボルカー回顧録 健全な金融、良き政府を求めて

四六判
416ページ
定価 3,200円+税
ISBN
9784532176778
Cコード
C0033
一般 単行本 経済・財政・統計
出版社在庫情報
不明
発売予定日
登録日
2019年9月18日
最終更新日
2019年10月18日
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紹介

■世界で最も尊敬を集めるひとり、ポール・ボルカー元FRB(アメリカの中央銀行)議長が、ほぼ70年間にわたって関わってきた金融・通貨政策について回顧し、金融危機の到来に警鐘を鳴らし、また、公僕として行政に関わることの重要性を後世代へのメッセージとして伝える自伝的回顧録。
■ボルカー氏本人による初めての回顧録です。ボルカー氏は誰もができなかった高インフレとの闘いに周囲や社会からの圧力に負けることなく勝利した伝説的な中央銀行家です。銀行危機や世界の債務危機を解決し、FRB議長を退いた後も、最も頼れる人物として数多くの公職に就き、内外の不正や腐敗をただす仕事を成し遂げてきました。
■本書では、20世紀後半、ブレトンウッズ体制の崩壊にどのように対処したのか、FRB議長就任後のインフレとの闘いや内外の金融危機への対処が生き生きと描かれるとともに、インフレ目標に固執する金融政策、金融システムの抱えるリスク、金融危機発生への懸念について述べ、人々の政府への無関心ぶりへの危機感が率直に語られます。
■ボルカー氏はFRB議長退任後、今日に至るまで、借金(負債)に依存した過剰な消費、過剰なリスクテイクとバブルの発生について、常に警告を発してきました。質実剛健な人柄、直裁な発言、信念を貫く清廉潔白な姿が本書から浮かび上がってきます。
■本書は、じつは、次の世代に金融や通貨政策に関わる教訓、政府の役割の重要性、公共の仕事に就くことの意義を伝えたいとのボルカー氏の強い思いから執筆されています。「健全な通貨」「健全な金融」「良き政府」、この三つに世の中の真理はあるとするボルカー氏の信条を語る書でもあります。
■20世紀のインフレとの闘いに劇的な勝利を収め、幾多の通貨・金融危機に対処してきたまさに偉大な元議長の回顧録は、現代の金融の世界を理解し、また、民主主義が危機の時代を迎える中で、大切なことは何かを考える上で、公共的な仕事に就いているひと、金融関係者、世の中に役立つ仕事をしたいと考える若い世代の人々にとって欠かせない1冊です。

目次

序 章 賢い年老いたオウム

第1章 大人になるまで

第2章 学業を修める

第3章 駆け出しの社会人として

第4章 ワシントンに向かう

第5章 「世界で一番やりがいのある仕事」

第6章 挫折した通貨制度改革

第7章 始まりの場所に戻って

第8章 インフレと闘う

第9章 国内外の金融危機

第10章 終わらなかった任務:金融システムの修復

第11章 FRB議長退任後

第12章 あちこちで「ミスター・チェアマン」に

第13章 誠実さを求めて

第14章 基準を定める

第15章 新しい金融の世界:崩壊と改革

第16章 三つの基本原則

エピローグ:力を尽くしてくれた人々

著者プロフィール

ポール・A・ボルカー  (ポールエーボルカー)  (著/文

1927年生まれ。ニューヨークFRB総裁、ニクソン政権財務次官補をへて、1979年から1987年までFRB議長を務める。議長退任後も、ボルカー・アライアンス議長、オバマ政権の経済再生アドバイザリーボードのトップなど公職を務める。プリンストン、ハーバード、LSEで学ぶ。

クリスティン・ハーパー  (クリスティンハーパー)  (著/文

「ブルームバーグ・マーケッツ」編集長。20年以上にわたり金融市場記者、エディターを務める。

上記内容は本書刊行時のものです。