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東京普請日和 湊 ナオ(著/文) - 日本経済新聞出版社
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東京普請日和 (トウキョウフシンビヨリ)

文芸
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四六判
200ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-532-17155-1   COPY
ISBN 13
9784532171551   COPY
ISBN 10h
4-532-17155-5   COPY
ISBN 10
4532171555   COPY
出版者記号
532   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年1月18日
最終更新日
2020年2月18日
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紹介

「一気に街が更新されるチャンスなんて、そうそうないんだよ」
建築に携わるぼくを焚きつける芸術家の兄。五輪を間近に控えた首都のざわめきの中で、ぼくは自分の仕事に対する確信を持った。

第11回日経小説大賞受賞!(選考委員:辻原登・髙樹のぶ子・伊集院静)

TOKYO2020、と書かれたまっしろな紙を目にして、かあっと頭に血がのぼった人と、そうでない人がいる。ぼくはともかく、業界的にぼくの勤めている会社は圧倒的に前者でできている。関東大震災からほぼ100年、表皮の入れ替わり続ける街でぼくは何をすべきなのか――
第11回日経小説大賞を受賞した本作は、五輪を目前に控えて新たな施設の建設・再開発ラッシュに湧く東京で、地道に建築設計に携わる若者が、陶芸作品が現代アートとして海外で高く評価されている破天荒な芸術家の兄に振り回されながら、自身のアイデンティティを見いだしていくタイムリーなお仕事小説。
「日本はまだ普請中」。兄の創作活動に欠かせないパートナーの女性との奇妙な関係もあいまって、登場人物のスリリングな会話が読む者の胸にグサグサ刺さってきます。テンポ良く、しかしどこに転がっていくのかわからない会話の端々には、現在の東京、日本へのかわいたまなざしが、最新トレンドと現代風俗を絶妙にからませながら顔をのぞかせます。五輪を目前にした今こそ読んで欲しい、知的エンターテイメント小説です。

著者プロフィール

湊 ナオ  (ミナト ナオ)  (著/文

作家
1970年愛知県春日井市生まれ。南山大学文学部人類学科卒業後、会社員。現在はつくば市のAIベンチャーでパートタイム勤務。第11回日経小説大賞を「東京普請日和」で受賞し、作家デビュー。

上記内容は本書刊行時のものです。