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シンプル薬理学(改訂第6版) 野村 隆英(編集) - 南江堂
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シンプル薬理学(改訂第6版) (シンプルヤクリガク)

医学
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発行:南江堂
B5判
368ページ
定価 2,900円+税
ISBN
978-4-524-24658-8   COPY
ISBN 13
9784524246588   COPY
ISBN 10h
4-524-24658-4   COPY
ISBN 10
4524246584   COPY
出版者記号
524   COPY
Cコード
C3047  
3:専門 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年1月
書店発売日
登録日
2019年10月19日
最終更新日
2019年12月10日
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紹介

簡潔でわかりやすく通読性に優れた記述と,豊富な図表が特徴の薬理学の教科書.看護,リハビリテーション,臨床検査,栄養などの医療系学部学生から好評を得ている.今改訂では新知見の追加と医薬品情報を更新.読者からの指摘も盛り込み,さらに理解しやすい内容となった.

目次

【主要目次】
第1章 総論
 1 薬理学とは
  A 薬理学の役割
  B 医薬品の歴史
  C 薬理学の構成
  D 薬理療法の分類
 2 薬と法律,処方
  A 薬と法律
  B 処方,調剤,添付文書
 3 薬理作用と作用機序
  A 薬の作用点(薬物受容体)
  B 情報伝達系
  C 骨格筋,心筋,平滑筋の細胞内情報伝達機構と薬物による調節
 4 薬の生体内運命と薬効
  A 薬物の投与経路
  B 薬物の生体膜の通過
  C 薬物の吸収・分布・代謝・排泄
  D 薬物動態学
  E 薬物体内動態と薬効
  F 治療薬物モニタリング
  G 薬物相互作用
 5 薬物治療に影響を与える因子
  A 生体側の因子
  B 薬物側の因子
  C 薬物の相加・相乗・拮抗作用
 6 小児,妊婦,高齢者の薬物療法
  A 小児の薬物療法
  B 妊婦の薬物療法
  C 高齢者の薬物療法
 7 個人化医療
 8 薬物送達システム(DDS)
  A プロドラッグ
  B アンテドラッグ
  C 経皮吸収剤
  D 徐放性製剤
  E 分子標的薬
 9 医薬品の安定性-保存および混合の問題点
  A 医薬品の保存
  B 医薬品の混合
 10 新薬の開発
第2章 末梢神経作用薬
 1 自律神経作用薬
  A 自律神経作用薬とは
  B 自律神経系の基礎知識
  C コリン作動薬
  D 抗コリン薬(アセチルコリン受容体遮断薬)
  E アドレナリン作動薬
  F 抗アドレナリン薬(アドレナリン受容体遮断薬)
  G アドレナリン作動性ニューロン遮断薬
 2 筋弛緩薬
  A 末梢性筋弛緩薬
  B 神経筋接合部遮断薬拮抗薬(筋弛緩回復薬)
  C 中枢性筋弛緩薬
 3 局所麻酔薬
第3章 中枢神経作用薬
 1 中枢神経系の神経伝達物質
  A カテコールアミン(ドパミン,ノルアドレナリン,アドレナリン)
  B アセチルコリン(ACh)
  C γ-アミノ酪酸(GABA)とグルタミン酸
  D セロトニン
 2 全身麻酔薬
  A 理想的な全身麻酔薬
  B 全身麻酔薬の分類
  C 全身麻酔薬の作用機序
  D 全身麻酔薬の作用
  E 全身麻酔薬の麻酔深度
  F 全身麻酔薬の動態に関連した指標
  G 麻酔前投与(麻酔補助薬)
  H 各種全身麻酔薬
 3 鎮静睡眠薬
  A 理想的な睡眠薬
  B 睡眠薬の分類
 4 向精神薬
  A 抗不安薬
  B 抗うつ薬
  C 気分安定薬(抗躁薬)
  D 抗精神病薬
 5 抗認知症薬
  A 認知症治療薬の分類・種類
 6 抗てんかん薬
 7 抗パーキンソン病薬
  A ドパミン作用を増強する薬物
  B アセチルコリンの作用を抑える薬物
  C その他
 8 麻薬性鎮痛薬(オピオイド鎮痛薬)
  A オピオイドの薬理作用
  B オピオイドの副作用およびその対策
  C オピオイド鎮痛薬の種類
  D がん性疼痛への応用と除痛ラダー
 9 中枢神経興奮薬
 10 薬物乱用と薬物依存
  A 離脱(退薬)症状の特徴
第4章 心・血管系作用薬
 1 関連する生理活性物質
  A レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系(RAAs)
 2 心臓作用薬
  A 心不全治療薬
  B 狭心症治療薬
  C 抗不整脈薬
 3 降圧薬
  A 高血圧治療の基本的な考え方
  B 血管抵抗に作用する降圧薬
  C 容量(血流量)に作用する薬
  D 降圧薬の選択のまとめ
 4 脂質異常症治療薬
  A 主に血清総コレステロール,LDL-コレステロールを低下させる薬剤
  B 主にトリグリセライドを低下させる薬剤
  C その他の製剤
第5章 血液・造血器系作用薬
 1 貧血治療薬
  A 鉄剤
  B ビタミンB12と葉酸
  C その他
 2 抗血栓療法薬
  A 経口抗凝固薬
  B ヘパリン
  C 血小板機能阻害薬
  D 血栓溶解薬
 3 血液製剤
第6章 水・電解質・腎臓作用薬
 1 体液の区分・移動と水の出納
  A 体液の区分と移動
  B 水の出納
 2 体液の異常と治療薬
  A 体液分布の異常
  B 電解質異常・酸塩基平衡異常と治療薬
  C 血漿増量薬
 3 腎臓についての基本事項
  A 腎臓の構造と機能
  B ネフロンの構造と尿の生成
  C 腎機能の評価
  D 薬物の分泌と再吸収
 4 利尿薬
  A 利尿薬とは
  B 利尿薬の分類
  C 利尿薬の作用機序
 5 尿路結石治療薬
第7章 抗感染症薬
 1 抗菌薬
  A 抗菌薬の作用機序
  B 抗菌薬の種類
  C 抗菌薬の選択
 2 抗結核薬
 3 抗ウイルス薬
  A 抗インフルエンザウイルス薬
  B 抗ヘルペスウイルス薬
  C 抗サイトメガロウイルス薬
  D 抗肝炎ウイルス薬
  E 抗HIV薬
 4 抗真菌薬
第8章 抗悪性腫瘍薬
 1 作用部位
 2 分類
  A アルキル化薬
  B 代謝拮抗薬
  C 抗腫瘍性抗生物質
  D 微小管阻害薬
  E ホルモンとホルモン拮抗薬
  F トポイソメラーゼ阻害薬
  G 分子標的薬
  H その他
 3 抗悪性腫瘍薬の使い方
  A 多剤併用療法
  B P-糖蛋白質と薬剤耐性
第9章 抗炎症薬,免疫関連薬
 1 生体防御反応(炎症と免疫)と生体警告反応(痛み)
 2 生体防御に関係する生体内活性物質
  A ヒスタミン
  B カリクレイン・キニン系
  C エイコサノイド
  D サイトカイン
 3 抗炎症薬・鎮痛薬
  A 概説
  B 炎症と抗炎症薬
  C ステロイド性抗炎症薬
  D 非ステロイド性抗炎症薬
 4 免疫抑制薬・免疫増強薬・ワクチン製剤
  A 免疫抑制薬
  B 免疫増強薬
  C ワクチン製剤
 5 抗アレルギー薬
  A I型アレルギー発現機構
  B I型アレルギー治療薬
 6 抗リウマチ薬
  A 疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)
  B 生物学的製剤(分子標的薬)
第10章 内分泌・代謝作用薬,ビタミン
 1 ホルモンとホルモン拮抗薬
  A 視床下部-下垂体前葉系
  B 下垂体後葉ホルモン
  C 甲状腺ホルモンと抗甲状腺薬
  D 副腎皮質ホルモンと副腎皮質ホルモン拮抗薬
  E 性ホルモンと性ホルモン拮抗薬
  F インスリンと糖尿病治療薬
 2 代謝性疾患治療薬
  A 骨粗鬆症治療薬
  B 痛風治療薬
 3 ビタミン
第11章 呼吸器作用薬
 1 気管支喘息治療薬
  A 気管支拡張薬
  B 抗アレルギー薬
  C 副腎皮質ホルモン剤
  D 気管支喘息の治療のステップ
 2 鎮咳薬
 3 去痰薬
 4 呼吸促進薬
第12章 消化器作用薬
 1 消化器の機能および調節
  A 神経支配
  B ホルモン支配
  C 胃液分泌
  D 胃酸分泌
  E ペプシノーゲン分泌
 2 食欲・消化作用薬
  A 苦味健胃薬
  B 芳香性健胃薬
  C 消化酵素薬
 3 消化性潰瘍治療薬
  A 攻撃因子抑制薬
  B 防御因子賦活薬
  C プロスタグランジン製剤
  D ヘリコバクター・ピロリ除菌薬
 4 鎮吐薬
 5 胃腸運動改善薬
  A 胃腸管運動
  B 抗ドパミン薬
  C セロトニン受容体作動薬
 6 腸に作用する薬物
  A 下剤(瀉下薬)
  B 止瀉薬
  C 潰瘍性大腸炎治療薬
  D クローン病治療薬
  E 過敏性腸症候群治療薬
 7 肝臓・胆道・膵臓に作用する薬物
  A 肝疾患治療薬
  B 胆道疾患治療薬
  C 膵疾患(急性膵炎)治療薬
第13章 眼科用薬・皮膚科用薬
 1 眼科用薬
  A 眼の構造と機能
  B 眼科用薬の種類・動態・投与法・副作用
  C 眼科疾患治療薬
 2 皮膚科用薬
  A 皮膚の構造と機能
  B 皮膚科用薬の動態と基剤の種類
  C 皮膚疾患治療薬
第14章 画像診断関連薬
 1 X線造影剤
  A X線造影剤の構造
 2 核医学製剤
 3 MRI造影剤
第15章 消毒薬
 1 消毒と滅菌
 2 消毒薬の分類
第16章 毒物と解毒薬
 1 毒物の吸収阻害
 2 毒物の排泄促進
 3 解毒薬・拮抗薬
 4 有機リン剤中毒
 5 重金属中毒
 6 医薬品中毒
第17章 救急に用いられる薬物
 1 蘇 生
  A 心臓の収縮不全(心停止・低血圧ショック)を改善する薬
  B 心臓の調律不全(不整脈・徐脈)を改善する薬
  C 心臓の冠循環を改善する薬物(虚血性心疾患)
 1 脳血管障害
  A 脳梗塞急性期
  B 高血圧性脳出血急性期
 3 糖尿病性昏睡
 4 痙攣
 5 呼吸障害
 6 鎮痛・鎮静
 7 高カリウム血症・アシドーシス
第18章 嗜好品の薬理
 1 タバコ
 2 アルコール
 3 カフェイン飲料
 4 健康食品(サプリメントなど)
第19章 漢方の薬理
 1 漢方の歴史
 2 漢方の基本概念
 3 臨床でよく使われる漢方薬
薬剤一覧
セルフチェック 解答
参考書
索引

上記内容は本書刊行時のものです。