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臨床呼吸器感染症学 迎 寛(編集) - 南江堂
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臨床呼吸器感染症学 (リンショウコキュウキカンセンショウガク)

医学
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発行:南江堂
B5判
336ページ
定価 10,000円+税
ISBN
978-4-524-24167-5   COPY
ISBN 13
9784524241675   COPY
ISBN 10h
4-524-24167-1   COPY
ISBN 10
4524241671   COPY
出版者記号
524   COPY
Cコード
C3047  
3:専門 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年3月
書店発売日
登録日
2019年2月25日
最終更新日
2019年3月19日
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紹介

呼吸器感染症に関する基本的知識(疫学や免疫,病態)から,的確な治療を行うための診断の実践,検査の種類と定義,原因微生物ごとの治療の実際までを,豊富な臨床画像とともに一貫性のある内容としてまとめた.「抗微生物薬適正使用の手引き」や,「成人肺炎診療ガイドライン2017」をはじめとする最新のガイドラインに対応.昨今の潮流を反映した臨床実践を網羅.

目次

【内容目次】
I 総論-確定診断に必要な知識1
 1.呼吸器感染症とは
  A.呼吸器の形態と機能
  B.呼吸器感染症の概念と発症機序
 2.呼吸器感染症の疫学
  A.呼吸器感染症の疾患別死亡率における世界的状況
  B.わが国における呼吸器感染症の疫学
  C.呼吸器検体に由来する薬剤耐性菌分離率の年次推移
  D.抗酸菌感染症における疫学の変化
  E.予防ワクチンの導入と呼吸器感染症疫学の変化
 3.呼吸器感染症の主要な症候と身体所見
  A.総論
  B.呼吸器症状
  C.診察
 4.呼吸器感染症の検査
  A.総論
  B.微生物検査
  C.免疫学的検査
  D.血液検査,血液生化学検査
 5.呼吸器感染症の原因微生物
  A.ウイルス感染症
  B.細菌感染症
 6.免疫による感染防御と病態
  A.肺の感染防御機構
  B.肺炎の免疫病態
II 呼吸器感染症アトラス
 1.検査所見からみる呼吸器感染症
  A.血液検査
  B.塗抹検査
  C.培養検査
  D.アンチバイオグラム
  E.抗原検査
  F.敗血症の指標
  G.その他の検査
 2.画像所見からみる呼吸器感染症
  A.大葉性肺炎
  B.気管支肺炎
  C.特徴的所見を有する肺炎
III 呼吸器感染症治療の概要
 1.呼吸器感染症治療の概要-抗菌薬を中心に
  A.呼吸器感染症と抗菌薬の適応
  B.抗菌薬
IV ガイドラインに基づく肺炎診療の実際
 1.肺炎診療ガイドラインに基づく肺炎の分類と診療の考え方
  A.ガイドラインに基づく肺炎分類の考え方と変遷
  B.肺炎群別の診療の流れ
  C.標的治療
  D.予防
 2.市中肺炎治療の考え方と実践
  A.臨床的特徴
  B.診断のポイント
  C.細菌性・非定型の鑑別
  D.重症度の評価,治療の場
  E.原因微生物の検索
  F.エンピリック治療の考え方と実践
  G.補助療法
  H.その他考慮すべき市中肺炎
 3.医療・介護関連肺炎治療の考え方と実践
  A.疾患の特徴,疫学
  B.診断のポイント
  C.エンピリック治療の考え方と実践
 4.院内肺炎治療の考え方と実践
  A.疾患の特徴,疫学
  B.診断のポイント
  C.エンピリック治療の考え方と実践
 5.人工呼吸器関連肺炎治療の考え方と実践
  A.疾患の特徴,疫学
  B.診断のポイント
  C.エンピリック治療の考え方と実践
V 治療の実際
 1.急性上気道感染症
  A.原因微生物と感染経路
  B.症候の特徴
  C.診断のポイントと検査
  D.治療の実践
 2.急性気管支炎・細気管支炎
  A.原因微生物と感染経路
  B.症候の特徴
  C.確定診断に至る手順
  D.病態と各種検査
  E.治療の実践-エンピリック治療として何を行うか
 3.慢性気道感染症
  A.慢性気道感染症を起こす基礎疾患と原因微生物
  B.症候の特徴
  C.確定診断に至る手順
  D.病態と各種検査
  E.治療の実践
 4.胸膜炎
  A.原因微生物と感染経路
  B.症候の特徴
  C.確定診断に至る手順
  D.病態と各種検査
  E.治療の実践
 5.肺膿瘍
  A.原因微生物と感染経路
  B.症候の特徴
  C.確定診断に至る手順
  D.病態と各種検査
  E.治療の実践
 6.肺結核症・結核性胸膜炎
  A.肺結核症
  B.結核性胸膜炎
 7.非結核性抗酸菌症
  A.原因微生物と感染経路
  B.症候の特徴
  C.確定診断に至る手順
  D.病態と各種検査
  E.治療の実践
 8.肺真菌症
  A.アスペルギルス症
  B.クリプトコックス症
  C.その他の真菌症
 9.ウイルス性肺炎
  A.原因ウイルスと感染経路
  B.症候の特徴
  C.確定診断に至る手順-原因ウイルスの診断法
  D.治療の実際
 10.寄生虫性肺疾患
  A.寄生虫疾患を疑うきっかけ
  B.肺寄生虫症の診断
  C.肺寄生虫症各論
 11.特殊な病態下における呼吸器感染症
  A.免疫不全患者にみられる感染症
  B.COPD患者にみられる感染症
  C.腎障害がある患者での抗菌薬投与の実際
VI 呼吸器感染症と感染制御
 1.標準予防策と呼吸器衛生・咳エチケット
  A.標準予防策
  B.呼吸器衛生・咳エチケット
 2.感染経路別予防策
  A.接触感染対策
  B.飛沫感染対策
  C.空気感染対策
 3.肺結核症における接触者検診の実際
  A.接触者健診の目的
  B.接触者健診の実際
  C.院内感染対策としての接触者健診
 4.呼吸器感染症におけるワクチンの種類と意義
  A.ワクチンの実際
  B.ワクチンと感染制御
  C.呼吸器感染症に関連するワクチン
索引

上記内容は本書刊行時のものです。