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出版者情報
総合診療医の果たす役割
完結
- 初版年月日
- 2019年3月
- 書店発売日
- 2019年3月27日
- 登録日
- 2019年2月22日
- 最終更新日
- 2019年2月22日
紹介
2014年,本シリーズがスタートする際に「スーパー総合医」とは「外来から在宅医療まで,十分な経験を持ち,科にとらわれず大局的な見地で行動できるすぐれた医師」であると定義した.シリーズ完結となる10冊目の本書では,51名の「スーパー総合医」が,自らの豊富な経験を元にさまざまな視点から,総合診療医として診療・教育・研究において果たすべき役割や今後の展望について詳述している.
目次
1 章 われわれはどんな医者なのか?
総合診療医とは何か
実地医家とはどんな医者か
家庭医とはどんな医者か
病院総合医とはどんな医者か
在宅専門医とはどんな医者か
家庭医療専門医とはどんな医者か
自治医大卒業生から─私はどんな医者か[診療所から]
自治医大卒業生から─私はどんな医者か[病院から]
自治医大卒業生から─私はどんな医者か[大学から]
3学会合併の経緯
家庭医制度が頓挫するまで
専門医としての総合診療医にいたる道のり
2 章 われわれの診療
大学附属病院での診療
病院での診療─柔軟かつ多様な視点とは
診療所での診療─地域にあって取り組むべきこと
在宅での診療─患者のテリトリーに入れていただく
総合診療におけるEBMの活用
患者中心の医療の方法─「病い」はどのようにつくられたのか
家族志向型アプローチ─5段階モデルと3つの場面を意識した対応
3 章 われわれの教育
大学の総合診療医と学生教育
診療所で医学生を教育する─診療参加型実習プログラムの進め方
初期臨床研修医教育における地域医療研修
日本型総合診療専門医の育成のあり方
4 章 われわれの研究
臨床研究─どう実践するか
総合診療,プライマリ・ケアにおける臨床研究指導
臨床研究─質的研究の意義と実施方法
臨床研究─どのように実践しているか
上記内容は本書刊行時のものです。