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私がクリスチャンになるまで 清末中国の女性とその暮らし
発行:東方書店
四六判
256ページ
定価
2,700円+税
- 初版年月日
- 2021年9月10日
- 書店発売日
- 2021年9月10日
- 登録日
- 2021年8月11日
- 最終更新日
- 2021年8月24日
紹介
清朝最末期の1873年から1889年にかけて、広東省東部の潮州・汕頭地区で活動したアメリカ人女性宣教師フィールドが、中国の女性から聞き取った暮らしのようす。農作業や機織り、婚約・結婚の具体的な段取り、間引きや子どもを売る習慣、纏足の痛み、占いや祈禱、そして「ほんとうの神」との出会い……。フィールドの穏やかな筆致には、中国の女性にたいする深い共感がにじみ出ている。
目次
訳者まえがき――アデル・M・フィールドとバイブル・ウーマン
はしがき(アデル・M・フィールド)
序文(ジョセフ・クック)
第一部 女性が語る女性の物語
小さなそよ風の物語
瑞おばさんの自伝
竹で出来た龍(快の物語)
得金(得金の物語)
林水
悲しみの一〇分の七を失う蘭
惜の決意
一晩の仕事
海賊の島に育つ草
錦
深みの外へ
朝霧
夕暮れの光
家の中の霊が、どのようにして家から追い出されたのか――容の語る物語
南隴教会を支える人たち(蓮の物語)(真宝の物語)
第二部 社会と習慣
女性の地位
子どもの生活――四男の物語
嬰児殺し
纏足
結婚式
姿を見せない花婿
住居
異教徒の風習の不便さ
心霊術
かまどの神
ある祝宴の起源
木彫りの裁判官
石の女神とその隊列
尼僧
講
私たちの薬屋
旅のあれこれ
中国人女性伝道師
言語、文学、民話
第三部 布教と女性信者
中国での布教メモ
孤児院
綉金の自伝
韓江をさかのぼる
地方での仕事
初めて神のことを聞く
汕頭での女性祈禱集会
民話「アリの起源」
図版一覧/訳者あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。