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出版者情報
”負動産”にしないための 実家の終活
- 書店発売日
- 2022年6月20日
- 登録日
- 2022年4月18日
- 最終更新日
- 2022年6月6日
紹介
親が住む家、つまり自分にとっての実家を相続したら、
自分が住む、売却する、人に貸す、のいずれかを選択することになります。
相続の発生から相続税の申告までの期間は10カ月しかなく、
方針が決まらずに期間が過ぎると、空き家を生み出すことになります。
今や全国の住宅の「7戸に1戸が空き家」となっており、2033年には「3戸に1戸が空き家」になる可能性がある、ともいわれています。
親が高齢なら、介護施設への入居も検討する必要があるでしょう。
その場合、自宅を売却して介護費用を捻出する選択も考えられます。
実家の空き家化を防ぐには、事前に大まかな方針を決めておいて、相続時の手続きをスムーズに進めることが大切です。
「実家をどうするか?」は、親が元気なうちに、家族みんなで話し合っておくべき問題です。(「はじめに」より抜粋)
相続の基本的な知識と、【住む】【売る】【活用する】各パターンのステップや注意点、必要な準備を紹介。
◎相続税や実家の維持コストってどれくらい?
◎空き家を放置したらどうなる?
◎「実家の終活」を進める最適なタイミングは?
◎売却価格を上げるためにやっておくべきことは?
目次
1章 あなたの「家」、これからどうなる?
日本は「空き家だらけ」という現実/いろいろかかる! 実家の維持コスト/空き家を放置していたらどうなるか?/「土地の有効活用」を知らないと大損をする など
2章 「家」と相続の話―親子で決めておくべきこと
準備が9割! 「負動産」にしないために、いつからどんなことを決めておく?/親が認知症になる前に考えておきたいこと/売る場合には確認しておきたい、隣地との境界線/借地の上に立つ実家を相続した場合の注意点/農地を相続したらどうなる? など
3章 【住む】 実家のどこを直せばいい?
相続した実家に住むとしたら、リフォームを考える時期はいつ?/耐震リフォームが必要な場合は?/火災保険を積極的に活用して修理する/安心して仕事を任せられるリフォーム会社の選び方 など
4章 【売る】 上手に売るにはどうする?
その家、売る? 売らない? どっちが得?/相続した不動産を売却する流れ/不動産の立地別売却のポイント/少しでも売却価格を上げるためにやっておくべきこと など
5章 【活用する】 実家の有効活用を考えよう
賃貸経営の基礎知識/空き家バンクやマイホーム借上げ制度は使える?/その建物・土地は何に使える? 不動産活用のいろいろな例 など
付録 明るい未来のために今すぐ始めよう! 「家」を活かす準備
上記内容は本書刊行時のものです。