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2030年のフード&アグリテック 野村アグリプランニング &アドバイザリー株式会社(編集) - 同文舘出版(株)
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2030年のフード&アグリテック (ニセンサンジュウネンノフードアンドアグリテック) :農業の未来を変える世界の先進ビジネス70 (ノウギョウノミライヲカエルセカイノセンシンビジネスナナジュウ)

社会科学
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A5判
縦210mm 横148mm 厚さ17mm
410ページ
定価 2,300円+税
ISBN
978-4-495-39036-5   COPY
ISBN 13
9784495390365   COPY
ISBN 10h
4-495-39036-8   COPY
ISBN 10
4495390368   COPY
出版者記号
495   COPY
Cコード
C2034  
2:実用 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年3月31日
書店発売日
登録日
2020年4月3日
最終更新日
2020年4月6日
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紹介

本書は世界的に成長が著しい「フード&アグリテック」をNAPA独自の視点で、次世代ファーム、農業ロボット、生産プラットフォーム、流通プラットフォーム、アグリバイオの5分野に区分けし、各分野の市場動向と先進事例、2030年までの市場規模予測と事業展望を示します。
第Ⅱ部先進事例では、世界の先進スタートアップ/企業70社の訪問調査に基づき、会社概要や事業概要、ビジネスモデル図、今後の計画、特徴・イノベーションを各社2ページでまとめています。
海外先進事例では、昨年ナスダック市場に上場した植物肉開発のビヨンド・ミートをはじめ、米国のユニコーン企業であるFBN(米国最大規模の農業プラットフォーマー)やギンコ・バイオワークス(MIT発のゲノム編集スタートアップ)、中国を代表するユニコーン企業のDJI(世界シェア7割のドローンメーカー)やメイツァイ(中国最大規模の食材ECプラットフォーマー)、アリババ子会社で次世代スーパー(ニュー・リテール)を展開するフーマネットワーク、イスラエルでデジタル/ロボティクスの技術開発を先駆けるテヴェル(収穫ロボットメーカー)やアフィミルク(酪農プラットフォーマー)、シード(植物工場メーカー)、ハーゴル(昆虫食スタートアップ)、欧州のフードテックを体現するモサ・ミート(培養肉開発)やノヴァ・ミート(3Dフードプリンタ開発)などを取り上げています。
筆者は、フード&アグリテックの2019年の国内市場規模を2,526億円と推計していますが、2030年には1兆6,351億円に拡がるものと予想しています(今後10ヵ年の年平均成長率(CAGR)は16.7%)。その意味では、本書は食に携わる企業関係者はもちろんのこと、異業種企業での「新規事業」の検討に役立つ内容となっています。

目次

第Ⅰ部  黎明期を迎える
フード&アグリテック市場
1 フード&アグリテックと第三次農業革命
 1.フード&アグリテックが期待される背景
 2.フード&アグリテックと第三次農業革命
 3.第三次農業革命に期待される成果
2 フード&アグリテックの市場概要
 1.次世代ファーム
 (1)植物工場
 (2)陸上・先端養殖
 2.農業ロボット
 (1)ドローン
 (2)収穫ロボット
 (3)ロボットトラクター
 3.生産プラットフォーム
 ①耕種農業分野   ②畜産分野   ③水産分野
 4.流通プラットフォーム
 ①中国   ②米国   ③欧州    ④日本
 5.アグリバイオ
 (1)代替タンパク
 ①植物肉   ②培養肉   
 ③植物性ミルク・乳製品   ④昆虫タンパク(昆虫食)
 (2)ゲノム編集

第Ⅱ部  フード&アグリテックをリードする世界の先進スタートアップ/企業70社
1.次世代ファーム
(1)植物工場[13社]
(2)陸上・先端養殖[3社]
2.農業ロボット
(1)ドローン[3社]
(2)収穫ロボット[6社]
(3)ロボットトラクター[2社]
3.生産プラットフォーム[13社]
4.流通プラットフォーム[10社]
5.アグリバイオ
(1)代替タンパク[15社]
(2)ゲノム編集[5社]

第Ⅲ部  フード&アグリテックが促す農と食のデジタルトランスフォーメーション(DX)
1 フード&アグリテックの市場展望
 1.次世代ファーム 
 (1)植物工場
 (2)陸上・先端養殖
 2.農業ロボット
 (1)ドローン
 (2)収穫ロボット
 (3)ロボットトラクター
 3.生産プラットフォーム
 4.流通プラットフォーム
 5.アグリバイオ
 (1)代替タンパク
  ①植物肉   ②培養肉    
  ③植物性ミルク・乳製品   ④植物卵(卵液)   
  ⑤植物性・培養シーフード   
  ⑥昆虫タンパク(昆虫食)
  ⑦その他食用タンパク(藻類など)
  ⑧代替飼料(代替魚粉など)
 (2)ゲノム編集
2 フード&アグリテックと2030年の日本農業
 1.フード&アグリテックを推進するコアテクノロジー
 2.フード&アグリテックが創出する農と食の新市場
 3. フード&アグリテックとデジタルトランスフォーメーション
 4.デジタルトランスフォーメーション時代の農業経営

著者プロフィール

野村アグリプランニング &アドバイザリー株式会社  (ノムラアグリプランニングアンドアドバイザリーカブシキガイシャ)  (編集

野村アグリプランニング&アドバイザリー株式会社(NAPA)は、「アグリビジネスを軸に、地域活性化を通じて日本経済の発展に貢献する」という理念のもと、野村ホールディングス株式会社が2010年9月に設立した農と食の産業を専門領域とする調査・コンサルティング会社。
リサーチをベースとした実践的なコンサルティング・サービスと経験豊富な人材、全国の先進的な農と食の事業者とのネットワークを特徴に、野村グループのネットワークも活用して、国内外の市場調査や省庁・自治体の政策立案・実行支援、事業会社の新規事業の構築支援など、これまでに省庁や自治体、事業会社などへ100件程度の調査受託およびコンサルティング・サービスを提供。

佐藤光泰  (サトウミツヤス)  (著/文

野村アグリプランニング& アドバイザリー株式会社 調査部長 主席研究員
1978年・大分県生まれ。2002年・早稲田大学法学部を卒業し、野村證券株式会社へ入社。
2005年・野村リサーチ&アドバイザリー株式会社へ出向し、農水産業・食品・小売セクターの産業・企業アナリストとして産業調査や企業分析・企業価値算定、成長戦略策定支援などの調査業務を通じてVC・IPO・M&Aなどの投資銀行業務にも従事。2010年・野村アグリプランニング&アドバイザリー株式会社(NAPA)へ出向し、農水産業・食品セクターの調査・コンサルティング業務に従事。

石井佑基  (イシイユウキ)  (著/文

野村アグリプランニング& アドバイザリー株式会社 調査部 副主任研究員
1983年・千葉県生まれ。2006年・筑波大学第二学群生物資源学類を卒業、2008年・筑波大学大学院生命環境科学研究科を修了(生物工学修士)。同年・資産運用会社へ入社し、証券トレーディングや株式アナリスト業務に従事。2018年・野村證券株式会社に入社し野村アグリプランニング&アドバイザリー株式会社(NAPA)へ出向し、農水産業・食品セクターのリサーチ・コンサルティング業務に従事。

上記内容は本書刊行時のものです。