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「未来市場」のつくり方 中原 雄司(著/文) - 東洋経済新報社
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「未来市場」のつくり方 (ミライシジョウノツクリカタ) サステナビリティで変わる企業の常識 (サステナビリティデカワルキギョウノジョウシキ)

ビジネス
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四六判
200ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-492-96159-9   COPY
ISBN 13
9784492961599   COPY
ISBN 10h
4-492-96159-3   COPY
ISBN 10
4492961593   COPY
出版者記号
492   COPY
Cコード
C3034  
3:専門 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年5月28日
最終更新日
2019年5月28日
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紹介

 近年、持続可能性を意味する「サステナビリティ」、あるいは2015年9月の国連サミットで採択された国際目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」という言葉を目にする機会が増えつつある。また、サステナビリティ・SDGsの実現においては、国家という枠組みにとどまらず、企業が果たすべき役割が大きいことも指摘されている。
 現実として、投資家や顧客が企業によるサステナビリティの取り組みを評価し、社員が企業のサステナビリティ、SDGsについての関心度合いで会社を選ぶ状況も明らかになってきている。
 そのような状況下で、SDGsに明示されるサステナビリティと利潤の同時追求は、企業にとって新しいテーマであると同時に、むしろ積極的に目指すべきテーマである。サステナビリティやSDGsを理解しないまま、利潤の追求に走る企業は、淘汰されかねない時代に突入している。
 本書は、次世代産業の中核要因を社会課題の解決に置き、それらを産業・市場として捉え、さらに具体的なビジネスにつなげていくために、「インプルーブ」「エネーブル」「アドボケート」という3つの視点を提示し、これらを通して社会課題の解決と企業としての利潤を同時に追求していくことが肝要と指摘する。
 今なお、サステナブルな社会の実現には課題も多く、急務となっている取り組みも存在する。その中で、本書は、ともすれば日本企業の対応は遅れがちともされるなか、日本企業が日本の強みを活かす余地はあると主張する。
 そして、グローバルな市場で日本企業が存在感を発揮していくための方法を提案する。これからサステナビリティをビジネスチャンス、収益の柱としていく上で、不可欠な情報を網羅する。

目次

第1章 サステナビリティへの理解が未来を切り拓く
第2章 日本人は次世代産業の中核要因を正しく理解しているか
第3章 IMPROVE・ENABLE・ADVOCATE 変革をもたらす3段階のアプローチ
第4章 「世界を変える企業」を創造するステップ
第5章 さらなる「サステナブル社会」に向けての提言
第6章 日本の強みを世界で生かすための処方箋

著者プロフィール

中原 雄司  (ナカハラ ユウジ)  (著/文

中原 雄司(ナカハラ ユウジ)
DSM(株)代表取締役社長
1969年生まれ。DSM ㈱代表取締役社長。東京大学工学部卒業、東京大学工学系研究科修了、米国コーネル大学経営大学院 (MBA) 修了。1995 年、日揮㈱に入社し、プロジェクトマネージャーとして海外プラント建設に従事。2003 年、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。東京オフィス、シドニーオフィスを経て、2009年よりパートナー。日本企業の海外プロジェクトに関する多くのコンサルティングを手がけた。2013年、DSMに入社。オランダ本社での戦略担当シニア・ヴァイス・プレジデントとして、本社、リージョン、ビジネスグループ等の戦略プロジェクトを推進。その後、DSM Nutritional Products 本部 (スイス)における戦略担当 シニア・ヴァイス・プレジデントとして、イノベーション及び、 アニマル・ニュートリション事業部門のプロジェクトに従事した。2015年より現職。

上記内容は本書刊行時のものです。