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エンベデッド・ファイナンスの衝撃 城田 真琴(著/文) - 東洋経済新報社
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エンベデッド・ファイナンスの衝撃 (エンベデッド ファイナンスノショウゲキ) すべての企業は金融サービス企業になる

ビジネス
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四六判
232ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-492-76258-5   COPY
ISBN 13
9784492762585   COPY
ISBN 10h
4-492-76258-2   COPY
ISBN 10
4492762582   COPY
出版者記号
492   COPY
Cコード
C3034  
3:専門 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年10月25日
最終更新日
2021年11月16日
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紹介

 2015 年ごろから国内でもブームとなったフィンテックでは、数多くのスタートアップが誕生したほか、メガバンクや地銀、大手の証券・保険会社に加え、通信キャリアなども巻き込み、大きなトレンドとなった。
 本書のテーマである「エンベッデッド・ファイナンス」は、日本語では「組み込み金融」、「埋め込み金融」、あるいは「モジュラー型金融」などと呼ばれ、「金融以外のサービス提供企業(非金融企業)が、既存サービスに金融サービスを組み込んで金融サービスを提供する」ことを意味する。
 代表的なサービスとして、EC サイトが提供する「後払い(決済)」サービスなどが挙げられ、フィンテックの次の一大トレンドとして注目されつつある。エンベッデッド・ファイナンスに対する取り組みはフィンテック同様、欧米企業が進んでいるが、国内企業もメルカリ(メルペイ)の「ふえるお財布」(資産運用サービス)やファミリーマートによる消費者金融事業への参入など、動きが盛んになっており、2021 年以降、金融機関はもちろんのこと、小売・通信・サービス・航空・ITといったさまざまな業界の企業を巻き込み、大きく進展していくと予想される。
 本書では、エンベッデッド・ファイナンスの定義、背景などの基本から、国内外の具体的なサービスの紹介、AFA の取り組み、金融/非金融企業それぞれが考えなければならない対応策など、さまざまな観点から世界的に大きな盛り上がりを見せているエンベッデッド・ファイナンスの世界を詳細にレポートする。

目次

第1章 エンベデッド・ファイナンス(組み込み金融)とは何か?
第2章 欧米のエンベデッド・ファイナンス 
第3章 ビッグテックも参入 
第4章 動き出した国内企業
第5章 エンベデッド・ファイナンスの将来 

著者プロフィール

城田 真琴  (シロタ マコト)  (著/文

城田 真琴(シロタ マコト)
野村総合研究所 IT基盤技術戦略室室長/上席研究員
野村総合研究所 IT 基盤技術戦略室長/上席研究員 
2001 年に野村総合研究所にキャリア入社後、一貫して先端 IT が企業・社会に与えるインパクトを調査・研究している。総務省「スマート・クラウド研究会」技術 WG 委員、経済産業省「IT 融合フォーラム」パーソナルデータ WG 委員、経産省・厚労省・文科省「IT人材需給調査」有識者委員会メンバー等などを歴任。NHK Eテレ「ITホワイトボックス」、BSテレ東「日経プラス10」などTV出演も多数。著書に『FinTech の衝撃』『クラウドの衝撃』『ビッグデータの衝撃』 (いずれも東洋経済新報社)、『パーソナルデータの衝撃』(ダイヤモンド社)、『デス・バイ・アマゾン』(日本経済新聞社)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。