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出版者情報
市場を創る逆算思考
日本の「トイレ文化」を世界に広げる
- 書店発売日
- 2014年4月4日
- 登録日
- 2015年8月13日
- 最終更新日
- 2015年8月13日
紹介
過去の延長線上に未来はない。
企業理念も事業革新も自分のキャリアも
「10年後にこうありたい」という姿から
今やるべきことを考える。
「ウォシュレット」、「ネオレスト」シリーズ、「ほっカラリ床」、「魔法びん浴槽」・・・・・・
ヒット商品が生まれる背景にある「逆算思考」とは?
「TOTOは何のための会社か」
「何のために仕事をしているのか」
自分の仕事がどのような価値を生み出しているのか、
常に理念に立ち戻って考えて、
「正しいことを正しくやる」
TOTOは、衛生陶器でシェア6割を占め、海外展開も積極的に進めている。
木瀬相談役は、ウォッシュレットが発売される前年、それまでの大手住宅メーカー相手の営業から、
エンドユーザーに近い部著に異動した。
“まったく新しい文化”を多くの人にいかに認知し、理解してもらうか。
ユーザー密着、リモデル市場を重視してのショールーム戦略、そして早い時期から中国市場に進出してのブランド構築・・・・・・。
その背景には「ありたい未来から逆算して考える=逆算思考」がある。
ビジネスリーダーは「10年後にどんな会社になっていたいのか」を常に考え、5年先のあるべき姿をイメージし、
そこから現在やるべきことに落とし込んで行動する。
「正しいことを正しくやる」ことをグローバル市場で社員や顧客に伝えていく行動力、コミュニケーションの方法、
リーダーシップのあり方・・・・・・、「逆算思考」はすべての軸になる考え方と言える。
目次
第1章 人に関心を持ち、人との出会いを大切にする
・京都大学時代の合宿で見た「お姫様のトイレ」
・TOTOへ入社、経営の大枠を学んだ5年間
・柏出張所の所長になり「ショールーム」をつくる
第2章 「リモデル」で新たな市場を創造する
・「TOTOリモデルクラブ店」5000店をネットワーク化
・足りないところは他社の力を借りる
・リモデル効果で5年連続増収を達成
第3章 「満足」を超える「感動」を提供する
・「好き」「面白い」「楽しい」のレベルを上げる
・潜在的なニーズは至るところにある
・「欲しいモノ」から「したいコト」への転換
第4章 オンリーワン技術でありたい未来を実現する
・「トイレのベンツをつくれ」=進化する「ネオレスト」
・掃除の楽なトイレを実現した「セフィオンテクト」
・偶然が生んだ「ハイドロテクト」技術
第5章 快適な生活文化を世界に広める
・18の国と地域に拠点を置く
・グローバル化する「ウォシュレット」
・日本の「トイレ文化」を輸出していく
第6章 正しいことを正しくやる
・常に企業理念に立ち返る
・三つの視点で自分の仕事を見直す
・「どうしたらできるか」を考える
第7章 逆算思考ができるリーダーになる
・10年後にどんな会社になっていたいのか
・リーダーとマネージャーの違い
・ダイバーシティが強みになる
・「必死のコミュニケーション」が欠かせない
上記内容は本書刊行時のものです。