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ヤンキーの虎 藤野 英人(著/文) - 東洋経済新報社
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ヤンキーの虎 (ヤンキーノトラ) 新・ジモト経済の支配者たち (シン ジモトケイザイノシハイシャタチ)

社会一般
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四六判
196ページ
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-492-39618-6   COPY
ISBN 13
9784492396186   COPY
ISBN 10h
4-492-39618-7   COPY
ISBN 10
4492396187   COPY
出版者記号
492   COPY
Cコード
C0033  
0:一般 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2016年3月16日
最終更新日
2016年4月1日
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紹介

地方経済の主役交代が始まった!
地方経済を支える新・起業家たちの実態、ビジネス手法を紹介する。


「ヤンキーの虎」とは、どのような人たちなのでしょうか。一言で言いますと、次のような人や企業のことです。

「地方を本拠地にしていて、地方でミニコングロマリット(様々な業種・業務に参入している企業体)化している、地方土着の企業。あるいは起業家」

これがヤンキーの虎の位置付けです。「地方豪族」と言ってもよいかもしれません。彼らが最も好むのは、「シンプルで、でっかく儲けられそうなもの」。それほど複雑なビジネスモデルではありません。とにかく儲けられそうだと思ったら、すぐに始める瞬発力と柔軟さを持っているのです。(中略)安倍内閣は、「地方創生」を日本再興戦略の一つの柱に据えました。また、前岩手県知事を務めた増田寛也氏の著書『地方消滅』(中公新書)はベストセラーとなりました。そういった意味では、今、地方にスポットライトが当たっています。そして、そのような地方創生の立役者となるのは、間違いなく「ヤンキーの虎」だと思います。ただ、彼らが地方経済の救世主となるのか、あるいは悪魔となるのかは分かりません。実際、ヤンキーの虎にも色々な人がいて、自分の金儲けだけに熱心な人もいれば、地方経済のことまで考えている人まで、幅広いのです。いずれにしろ、彼らに稼ぐ能力があることに対してはリスペクトしたいと私は考えています。

目次

序 章 知られざる成長ビジネスが地方にある-ジモト経済を席巻する「ヤンキーの虎」
第1章 「ヤンキーの虎」はなぜ生まれたか-小泉改革、IT革命の功罪
第2章 「ヤンキーの虎」の実像に迫る-その生態、価値観から嗜好性まで
第3章 「ヤンキーの虎」のビジネス手法-なぜ強いのか、投資家の視点で分析
第4章 「ヤンキーの虎」と地方の未来はどうなるか?-政府の経済政策が大きく変わり始めている
第5章 「地方創生」に向けた私の取り組み

著者プロフィール

藤野 英人  (フジノ ヒデト)  (著/文

藤野 英人(フジノ ヒデト)
レオスキャピタル・ワークス 代表取締役社長
レオス・キャピタルワークス代表取締役社長・最高投資責任者。1966年、富山県生まれ。90年早稲田大学法学部を卒業後、野村投資顧問(現野村アセット・マネジメント)、ジャーディン・フレミング投信・投資顧問(現JPモルガン・アセット・マネジメント)を経て、2003年4月レオス・キャピタルワークスを創業。中小型・成長株の運用経験が長く、ファンドマネジャーとして豊富なキャリアを持つ。現在、運用している「ひふみ投信」はR&Iファンド大賞国内株式部門で4年連続入賞、さらに「ひふみ投信」「ひふみプラス」を合わせた、ひふみ投信マザーファンドの運用総額は1000億円を超えている(2016年3月現在)。ベンチャーキャピタリストでもあり、自身が創業して投資をしたウォーターダイレクトは上場を成功して、現在は同社の取締役。また日本取引所のJPXアカデミーフェローも務める。明治大学商学部兼任講師。主な著書は『投資家が「お金」よりも大切にしていること』(星海社新書)、『スリッパの法則』(PHP研究所)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。