書店員向け情報 HELP
出版者情報
ナラティブ経済学
経済予測の全く新しい考え方
- 書店発売日
- 2021年7月30日
- 登録日
- 2020年12月3日
- 最終更新日
- 2021年7月20日
書評掲載情報
2023-04-15 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 大槻奈那氏(規制改革推進会議議長) |
2021-12-25 | 日本経済新聞 朝刊 |
2021-10-09 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 福田慎一(東京大学教授) |
2021-09-11 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 根井雅弘(京都大学教授) |
MORE | |
LESS |
紹介
人々の語る物語がいかに経済を動かすかを分析した画期的な本。
世界を変えるニューテクノロジーに取り残されるわけにはいかない(ビットコイン)
ニューテクノロジーは雇用を破壊する(AI)
チューリップが売れるには合理的な理由がある(金融バブル)
住宅価格は決して下がらない(不動産バブル)
ある物語は根拠なき熱狂となって人々の信念を変え、人々の行動を変えて、マクロ経済を大きく動かしてきた。
どうしてあるナラティブだけが繰り返されて、人口に膾炙していくのか?
ナラティブはどのようなメカニズムで、通説化し、人々の心をとらえるのか?
過去に語られてきた、有名なナラティブとはどのようなものか?
脳科学的に、人々はなぜそうしたナラティブを創り出したがるのか?
アニマルスピリット、それでも金融は素晴らしい、不道徳な見えざる手、と、現実経済を理解する上で
深い洞察を示してきたノーベル賞経済学者が、新しい経済学の方向を示す。
目次
はじめに ナラティブ経済学とは何か
1部 ナラティブ経済学の始まり
1 ビットコインのナラティブ
2 一致性の冒険
3 感染、群れ、合流
4 なぜ一部のナラティブが流行るのか
5 ラッファー曲線とルービックキューブの大流行
6 経済ナラティブのヴァイラル性に関する様々な証拠
2部 ナラティブ経済学の基礎
7 因果性とナラティブ群
8 ナラティブ経済学の7つの主張
3部 繰り返される経済ナラティブ
9 反復と変異
10 パニックと不安
11 倹約VS顕示的消費
12 金本位制VS金銀両本位性
13 労働節約機械が多くの職を奪う
14 オートメーションとAIがほとんどの職を奪う
15 不動産バブルとその崩壊
16 株式市場のバブル
17 ボイコット、不当利益、邪悪な企業
18 賃金物価スパイラルと邪悪な労働組合
4部 ナラティブ経済学の将来
19 未来のナラティブ、未来の研究
上記内容は本書刊行時のものです。