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出版者情報
格差は心を壊す 比較という呪縛
発行:東洋経済新報社
四六判
496ページ
定価
2,800円+税
- 書店発売日
- 2020年4月3日
- 登録日
- 2020年1月24日
- 最終更新日
- 2020年3月9日
書評掲載情報
2020-06-13 | 日本経済新聞 朝刊 |
2020-05-23 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 中村達也(経済学者) |
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紹介
イギリス格差研究の第一人者による渾身のレポート!
私たちを追い詰める“他人の目”という呪縛。
激しい格差は、人類の競争本能を暴走させる。
下流も上流も息苦しい社会の変革に必要なこと。
【本書の主な主張】
・米国人の80%以上が臆病に悩んでいる。
・友情の価値は年間約1200万円
・100万人の英国の生徒が病んでいる
・不平等の拡大でうつ病も広がる
・ゼロサムゲームとしての美容整形
・格差でサイコパス的経営者が評価される
・不相応な出費を促す極限の資本主義
・不平等な社会ほど子どものいじめが激しい
・能力の差が改装を決めるという誤った思い込み
・格差は社会全体の学力を低下させる
・超富裕層はなぜ高価な絵画を求めるのか
・平等な社会は生活の質を別次元の高さへと導く
・労働組合が弱体化すると格差が広がる
・株式会社という制度はこれからも通用するか ほか
目次
プロローグ 格差の大きな国で起こること
第1章 格差は私たちを不安にさせる
第1部 格差はこうして私たちの心を蝕む
第2章 格差は私たちの自信を打ち砕く
第3章 格差で私たちは誇大妄想狂になる
第4章 格差は私たちを中毒に追いやる
第2部 社会階級にまつわる神話を壊そう
第5章 人は根っから利己的にできているという誤解
第6章 生まれつきの能力差が格差を生むという誤解
第7章 上流の文化はすべて一流であるという誤解
第3部 新しい社会の創出に取り組もう
第8章 なぜ格差と環境問題の解消を同時に考えるのか
第9章 人類と地球のために、生産活動を見直そう
上記内容は本書刊行時のものです。