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DEEP PURPOSE
傑出する企業、その心と魂
- 書店発売日
- 2023年2月17日
- 登録日
- 2023年1月12日
- 最終更新日
- 2023年1月19日
書評掲載情報
2023-03-19 | 産經新聞 朝刊 |
2023-03-12 |
読売新聞
朝刊 評者: 佐藤義雄(住友生命保険特別顧問) |
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紹介
パーパス経営の大本命、ついに日本上陸!
世界で最も権威ある経営思想家ランキング、Thinkers 50 のマネジメント書籍部門に選出!
ペプシコ、リクルート、マイクロソフト、レゴ、EY…。業績を挙げ続ける企業は何が違うのか。真のパーパスの追求に必要なものは何か。ハーバード大学ビジネス・スクール教授が放つ、これからの組織論!
「現在、多くのリーダーがパーパスと高業績を一致させようと努力しているが、成功できているのはごくわずかだ。本書は、利益だけでなく地球を救うために何をすべきか、その課題を明確にしている。それは私たちが社会イノベーションを推進していくために、何よりも重要なことだ」
東原敏昭(株式会社日立製作所 取締役会長 代表執行役)
「本書ではパーパスとは何か、さらにそれを実現するために何をすべきか、を記述するというつらい仕事を成し遂げている。利潤だけでなくパーパスを達成しようと努めるビジネスリーダーすべてにとって、得がたいものとなる」
ラリー・フィンク(ブラックロック創業者)
「活気に満ちたハイパフォーマンスなビジネスを続けたいと願う、すべてのリーダーにとって必読の書である!」
カスパー・ローステッド(アディダスCEO)
「多くのリーダーのパーパスは口先だけで、説得力のあるパーパスをもつ者はほとんどいない。ランジェイは組織戦略の著名な学者であり、本書では組織には何が必要かを書いている。洞察力に富み、実践的で、タイムリーな読み物だ」
アダム・グラント(組織心理学者)
高業績を上げる偉大な企業は、いまや利潤よりもパーパスに導かれている。パーパスは、その会社の従業員、顧客、パートナー、株主などあらゆるステークホルダーをまとめるビジョンを作り出す。それは倫理的な行動を動かし、ステークホルダーの最善の利益に反する行動に対する本質的な抑制を作り出す。それは文化の強力な原動力であり、組織の内部すべてで一貫性を持つ意思決定の枠組みを提供する。それは最終的には、会社の株主のために長期的な収益を維持するのに役立つのである。
本書は、ペプシコやレゴ社、リクルートなど、パーパス経営を実現している18の企業、200人以上の重役へのインタビューを経て、その秘訣を詳らかにしている。
自分の会社をもっとパーパス・ドリブンにする方法について思案したことのある、あらゆるリーダーのガイドブックだ。
最初の3章は、ディープ・パーパス・リーダーがパーパスについて考える強力なやり方を検討する。第4章から第7章は、存在理由を定義して企業に根づかせ、それが本当に業績を改善するようにするために、リーダーたちが実施すべき鍵となるアクションを検討する。第8章は、パーパスを次第に空疎化させてしまういくつかの罠を述べ、ディープ・パーパス・リーダーたちが会社を正しい方向に維持するために使う手法を紹介する。
目次
序文
はじめに
第1章 そもそもパーパスとは何か
都合のいいパーパス/パーパスの別のパラダイム/会社の魂とのつながり
リーダーたちへの教訓
第2章 かみそりの刃の上を歩く
「同時解決策」の誘惑/かみそりの刃の上を歩く/実務的理想主義の心構え/実務的理
想主義の勇敢な追求/トレードオフの妙技
リーダーたちへの教訓
第3章 優れた業績の四つのレバー
成長を導く「北極星」(パーパスのレバーその1:方向的)/緊密なエコシステム(パー
パスのレバーその2:関係的)/顧客への評判強化(パーパスのレバーその3:評判的)
/従業員を惹きつけ啓発(パーパスのレバーその4:動機的)
リーダーたちへの教訓
第4章 パーパスの真の源:前を見ながら振り返る
道徳的コミュニティとしてのビジネス企業/過去に見出す聖なるもの/未来を見つつ振
り返る/戦略その1:過去の美化と邪悪化の緊張に特に注目/戦略その2:過去につい
ての批判的対話を育む/戦略その3:パーパスをストレステストにかけよう
リーダーたちへの教訓
第5章 あなたは詩人? それともただの作業員?
ただのエピソードではない――大きな物語/業績はパーパスとともに/ペプシコの大き
な物語を語る/「大きな物語」の背後の物語/自分/我々/今/大きな物語を具象化す
る
リーダーたちへの教訓
第6章 パーパスの中の「自分」
「自分」を解き放つ/「自分らしく、率直に、親切に」/何のために会社にくるのか?
/会社はあなたのために何ができる?/人生のパーパスの力を解き放つ
リーダーたちへの教訓
第7章 鉄の檻を逃れる
「醜悪な一大惨状」/パーパスとのつながり/「船頭が多すぎる」問題の解決/パーパ
ス=自律性=信頼のつながり/「根深いタコツボ」問題の解決/パーパス=信頼=協働
のつながり
リーダーたちへの教訓
第8章 思いつきから理想へ:未来に湛えるパーパス
コース逸脱/脱線要因その1:属人化のパラドックス/脱線要因その2:(不適切な)
計測による死/脱線要因その3:善行者のジレンマ/脱線要因その4:パーパスと戦略
の分裂
リーダーたちへの教訓
エピローグ ディープ・パーパスに取り組む:こんなアクションを検討してみよう
補遺:研究手法について
解説 鵜澤慎一郎
出典と参考文献
上記内容は本書刊行時のものです。