版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
教育社会学研究 第110集 日本教育社会学会(編集) - 東洋館出版社
..
【利用不可】

教育社会学研究 第110集 (キョウイクシャカイガクケンキュウダイヒャクジュッシュウ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
A5判
374ページ
定価 3,500円+税
ISBN
978-4-491-04948-9   COPY
ISBN 13
9784491049489   COPY
ISBN 10h
4-491-04948-3   COPY
ISBN 10
4491049483   COPY
出版者記号
491   COPY
Cコード
C3037  
3:専門 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年7月29日
最終更新日
2022年7月29日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

特集は「21世紀の文化資本:ブルデュー『再生産』を50年後のいまどう読むか」。
研究レビューは「「教育と階層」領域における計量的比較研究:国内外の研究をめぐる分断状況を超えて。
その他、6本の論稿を掲載。

目次

特集「21世紀の文化資本:ブルデュー『再生産』を50年後のいまどう読むか」

宮島喬「「再生産」50年と日本に於ける受容」(pp.5-24)
小澤浩明「権力と正統性に対抗する文化資本の可能性:構造化する構造としてのハビトゥスの反省的再構築」(pp.25-46)
荒牧草平「日本社会における学歴再生産とブルデューの社会学理論:文化資本指標・受験界・教育的地位志向」(pp.47-67)
知念渉「ブルデューの被支配層の捉え方とその応用可能性」(pp.69-89)
磯直樹「ブルデュー派階級分析の理論と方法」(pp.91-113)
相澤真一・堀兼大朗「日本社会における分析ツールとしての文化資本:『文化・階級・卓越化』を踏まえた計量分析」(pp.115-136)
片岡栄美「文化的オムニボアとハビトゥス,文化資本:文化的雑食性は新しい形態の卓越化か」(pp.137-166)

論稿


太田知彩「なぜ留学するのか?:「グローバル人材」の再生産戦略に着目して」(pp.169-189)
保田直美「常勤での多職種協働と教員役割」(pp.191-211)
田垣内義浩「地方県の非都市部からの大学進学:低進学率地域の高校におけるリソースの制約と傾斜配分」(pp.213-235)
野村駿「夢を諦める契機:標準的ライフコースから離反するバンドマンの経験に着目して」(pp.237-258)
香川七海「数学者・遠山啓による学校批判の性格:1970年代における学校批判言説の再評価」(pp.259-281)
中西啓喜「学級規模を通じた衡平性と適切性の実証的検討:全国学力・学習状況調査における小学6年児童・学校・都道府県のマルチレベルデータから」(pp.283-303)

研究レビュー


多喜弘文・荒木啓史・森いづみ「「教育と階層」領域における計量的比較研究:国内外の研究をめぐる分断状況を超えて」(pp.307-348)

書評


西村幸満[著]『生活不安定層のニーズと支援:シングル・ペアレント,単身女性非正規就業者の実態』 杉田真衣(pp.349-351)
中村瑛仁氏の『教員の職場適応と職能形成』の書評に応えて 川上泰彦(PP.351-352)
杉田真衣氏の『生活不安定層の実態と支援ニーズ:シングル・ペアレント,単身女性,非正規就業者の実態』の書評に応えて 西村幸満(pp.352-353)

課題研究報告


Ⅰ 学校で起こる教育課題に教育社会学はどう貢献できるか?⑵:不登校・学校への行き渋り現象を「生きづらさ」との関連で考える(pp.355-359)
Ⅱ 能力主義を問い直す(pp.360-363)
Ⅲ 「持続可能性」の知識社会学と越境的思考(pp.364-367)

学会賞選考委員会報告(pp.368-369)

投稿規定
日本教育社会学会研究倫理宣言

上記内容は本書刊行時のものです。