版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
社会科でまちを育てる 長瀬拓也(著/文) - 東洋館出版社
..
【利用不可】

社会科でまちを育てる (シャカイカデマチヲソダテル)

このエントリーをはてなブックマークに追加
四六判
196ページ
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-491-04527-6   COPY
ISBN 13
9784491045276   COPY
ISBN 10h
4-491-04527-5   COPY
ISBN 10
4491045275   COPY
出版者記号
491   COPY
Cコード
C3037  
3:専門 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年5月19日
最終更新日
2021年5月19日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

子どもたちが社会科を生き生きと学ぶにはどうしたらよいか―
自分たちの「まち」を身近なものにするためには―
これからの社会科のあり方を提案する

■まちづくり的社会科の提案

地域から学び、地域に提案する社会科
―まちづくり的社会科

社会は多様化が進んでいます。社会が多様化するということは、当然子どもたちも多様化していきます。その中で、教師が「おもしろい」と思ったことは、子どもたちにとって必ずしもおもしろいとは限らないことも。そこで、個人の「学びたい」思いのみならず、自分たちの地域社会の問題を知り、「学ばなければならない」「学ぶことで社会をよりよいものにしたい」といった切実さを大切にする必要があります。つまり、たんに「おもしろい」のではなく、「地域から学び、地域に提案する」視点を明確にしたいと考え、提案します。

■まちづくり的社会科の位置づけ

■従来の社会科とまちづくり的社会科は何が違うのか

■自分たちの知っている「まち」と切実性

■ハイクオリティーな教科教育書

社会科教員なら必見の本であることはもちろん、すべての小学校の先生にもお勧めです。これからの社会を変えるのは子どもたちです。近年、「まちづくり」からさらに一歩進んで、「誰もが多様なスタイルで、まちと関わることを前提」とした「まち育て」という概念が広がってきています。「まち育て」には「まちを育はぐくむという想い」(北原啓司)が込められています。ぜひ、子どもたちのまちを育てるデザインを取り入れる社会や大人が増えて欲しいと願っています。自分たちの学びが社会に貢献されると、学ぶ意味や意義はとても高まっていきます。

目次

はじめに

第一章 社会科は今、試されている
一、アフターコロナの社会を生き抜くために

第二章 地域(まち)から学ぶ社会科との出会い
一、地域へ帰る社会科
二、社会科における「地域」とは何か
三、地域教材を生かした社会科の魅力と留意点
四、まちづくりとの出会い
五、社会科学習におけるまちづくり学習の可能性

第三章  「社会科でまちづくり」の単元モデルをつくる
一、発想のきっかけはまちづくり学習の実践から
二、まちづくり的社会科は社会科と何が違うのか

第四章 まちづくり的社会科の実践
一、まちづくりにかかわる方との出会いを生かす
5年生 「京都米大作戦(米づくりのさかんな地域)」の実践
二、自分たちの「まち」の政策の是非を問う
5年生 「環境を守る京都(環境を守るわたしたち)」の実践
三、自分たちのまちの歴史を学び、伝える
6年生 「江戸幕府と政治の安定」
四、 自分たちのまちの未来を考え、一票を投じる
6年生 「君も今日から政治家だ!市長選挙に立候補!(私たちの願いを実現
する政治)」の実践

第五章 社会科授業の土台づくり
一、自分のまちで比較する
二、授業びらきで「まちを育てよう」という提案を
三、総合的な学習の時間とリンクさせながら
四、都道府県の学習は県のマークを使っても面白い
五、まちの特殊性と一般性を行き来する
六、学びを伝えるという経験を

第六章 まちとつながる教材づくり
一、まちづくりに教師が関心をもつ
二、「まちのよさ」を探し、活かす
三、まちの「よさ」を見つけ、つなぐ
4年生 「伝統的な工業?美濃焼?」
四、まちの人と子どもたちをつなげる

第七章 社会科と学級づくり
一、子どもが学びへ向かう評価でありたい
二、子どもの心に火をつける
三、学級づくりにつながる社会科
四、見えないものを見ようとする
五、まちづくりからまち育てへ

上記内容は本書刊行時のものです。