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永遠の夏をあとに
発行:東京創元社
文庫判
縦149mm
横105mm
厚さ15mm
384ページ
定価
780円+税
- 書店発売日
- 2022年7月20日
- 登録日
- 2022年5月26日
- 最終更新日
- 2022年8月1日
書評掲載情報
2022-10-08 |
毎日新聞
朝刊 評者: 鈴木成一 |
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紹介
≪彩雲国物語≫の著者が贈る、少年時代のきらめきと切なさに満ちた、心震える傑作!
あの夏、彼女と過ごした全ての思い出を、俺は絶対に忘れない
田舎町に住む小学六年生の拓人は、幼い頃に神隠しに遭い、その間の記憶を失っている。そんな彼の前に、弓月小夜子と名乗る年上の少女が現れた。以前、拓人の母とともに三人で暮らしたことがあるというが、拓人はどうしても思いだせない。母の入院のため、夏休みを小夜子(サヤ)と過ごすことになった拓人。だが、サヤはなぜか自分のことを語ろうとしない。拓人の記憶に時折よぎるのは、降りしきる花びらと、深山で鳴りつづけるバイオリンの音、月が狂ったように輝く海――なぜ俺はサヤを忘れてる? 少年時代のきらめきと切なさを描いた傑作。
上記内容は本書刊行時のものです。