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深夜の博覧会
昭和12年の探偵小説
発行:東京創元社
四六判
350ページ
定価
2,200円+税
- 書店発売日
- 2018年8月22日
- 登録日
- 2018年6月28日
- 最終更新日
- 2018年8月29日
書評掲載情報
2020-12-12 |
朝日新聞
朝刊 評者: 阿部嘉昭(評論家、北海道大学教授) |
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紹介
昭和12年(1937年)、銀座で似顔絵描きをしながら漫画家への夢へ邁進している那珂一兵のもとを、帝国新報(のちの夕刊サン)の女性記者が訪ねてくる。5月末まで開催中の名古屋汎太平洋平和博覧会の取材に同行して挿絵を描いて欲しいというのだ。華やかな博覧会の最中、一行が巻き込まれた殺人事件。名古屋にいたはずの女性の足が、遠く離れた銀座で発見された――! 名古屋、東京間に仕掛けられた一大トリックに、那珂少年はどんな推理を巡らせるのか? 空襲で失われてしまった戦前の名古屋の町並みを、総天然色風味で描く著者最新長編。
上記内容は本書刊行時のものです。