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雨と短銃
発行:東京創元社
四六判
224ページ
定価
1,500円+税
- 書店発売日
- 2021年2月22日
- 登録日
- 2020年12月26日
- 最終更新日
- 2021年2月15日
書評掲載情報
2021-05-09 |
産經新聞
朝刊 評者: 縄田一男(文芸評論家) |
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紹介
時は慶応元年。薩長同盟成立に向けて奔走する坂本龍馬は、京でようやく西郷吉之介を説き伏せた。しかしこの重要な時期に、ともに上洛した長州藩士・小此木鶴羽が斬り伏せられ、下手人は逃げ場のない場所から煙のように消え失せるという奇怪な事件が発生する。尾張藩公用人の鹿野師光は、事件の目撃者だという龍馬に呼び出され、下手人の捜索を依頼される。師光が追うべきは、藩を超えて小此木と友誼を結んでいたはずの薩摩藩士だった――デビュー作にして第19回本格ミステリ大賞を受賞した『刀と傘』前日譚にして、著者初となる長編ミステリ。
上記内容は本書刊行時のものです。