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出版者情報
宇宙建築Ⅱ
巻次:Ⅱ
Uzumarch,火星居住施設
- 初版年月日
- 2019年8月10日
- 書店発売日
- 2019年7月29日
- 登録日
- 2019年7月5日
- 最終更新日
- 2019年7月25日
紹介
シリーズ2巻目の本書では1巻目に引き続き、宇宙建築賞の第3回「月面基地」、第4回「火星基地」の入賞作品を取り上げるとともに、審査員の作品に関する解説や、宇宙建築に関わる研究者などの対談も掲載する。
目次
第3回 宇宙建築賞
入賞作品
座談会 大貫:春山×大野×佐々島×高橋
第4回 宇宙建築賞
入賞作品
TNL団体紹介
前書きなど
「宇宙建築Ⅱ」では、奇しくも様々な宇宙建築分野の中でも主要テーマとい
える「月面基地(第3回)」、「火星基地(第4回)」という2大トピックス
を取り上げることとなりました。
第3回の月面をテーマにした内容は、特に近年発見された月面の縦孔に注
目し、小説家の内堀優一さんのご協力のもと、ひとつの物語を設定して要項
を作り上げました。日本の月への夢物語は、「かぐや姫」を初めとして様々
なものが挙げられます。ちょうどJAXAによる月探査機「かぐや」のデータ
解析から月面縦孔が発見され「UZUME」のような月洞窟の探査検討チームも
生まれていたことから、第3回目では、このUZUMEとARCHITECTUREを合
わせた造語「Uzumarch」というタイトルで月面施設計画の課題としています。
第4回目では、火星探査ローバー「キュリオシティ」などの探査により
日々更新される新たなデータを考慮した火星の居住施設について募集を行い
ました。第4回当時は、世界に衝撃を与えたイーロン・マスク氏の火星移住
計画の発表が成された直後でもあり、今後の火星の居住施設を検討するには
絶好の時と考え、この回は、火星居住施設をテーマに設定いたしました。
今後の宇宙建築の2大テーマともいえる「月面基地」と「火星基地」に関
する独創的なアイデアがたくさん詰まった本書は、未来への貴重なバイブル
のひとつとなってくれるのではと思っています。
版元から一言
宇宙建築の2大テーマといえる「月面基地」と「火星基地」に関するアイデアを語った本書は、果てしない宇宙へのロマンを導くものである。
上記内容は本書刊行時のものです。