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鯨類学 村山 司(編著) - 東海大学出版会
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鯨類学

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A5判
450ページ
定価 6,800円+税
ISBN
978-4-486-01733-2   COPY
ISBN 13
9784486017332   COPY
ISBN 10h
4-486-01733-1   COPY
ISBN 10
4486017331   COPY
出版者記号
486   COPY
Cコード
C3345  
3:専門 3:全集・双書 45:生物学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2008年5月1日
登録日
2010年3月31日
最終更新日
2010年3月31日
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紹介

鯨類に関する最新情報と系統分類、進化、生態学、社会行動、認知科学、環境問題、ホェールウォッチングがわかる日本で唯一の本。カラー図鑑部は必見で、全世界種83種のうち81種をイラストで掲載する。

目次

はじめに
図鑑/世界の鯨類

第1章 進化と適応
1-1 用語について
1-2 クジラの骨の主な特徴
(1) 頭骨
(2) 耳骨
・耳周骨
・鼓室胞
・耳小骨
(3) 下顎骨
(4) 歯
(5) 頚椎
(6) 肩甲骨
1-3 クジラの祖先を探す
(1) もっとも近い親戚
・偶蹄類近縁説
・メソニクス類近縁説の是非
(3) 足のあるクジラ
パキケタス科
アンブロケタス科
レミントノケタス科
プロトケタス科
バシロサウルス科
ケケノドン科
(3) 起源の場
1-4 新境地の開拓
(1) ヒゲクジラ
・歯のあるヒゲクジラ
歯のあるヒゲクジラの摂餌様式
・真正ヒゲクジラ
ケトテリウム科
エオミスティケタス科
セミクジラ科
コセミクジラ科
コククジラ科
ナガスクジラ科
(2) ハクジラ
アゴロフィウス上科
マッコウクジラ上科
アカボウクジラ科
カワイルカ上科
アマゾンカワイルカ上科,ヨウスコウカワイルカ上科
ユーリノデルフィス科
マイルカ上科
1-5 化石の見方
(1) 化石化過程
(2) 復元
(3) 聴覚とエローロケーション
(4) 嗅覚
(5) 分布パターン
(6) 環境変動とクジラの進化:種分化と絶滅
1-6 形態と分子
1-7 おわりに
文献

第2章 クジラの形態
2-1 からだの形づくり
(1) 外部形態
(2) 皮下の構造
(3) 骨格
・頭部の骨格
・体骨格
2-2 早く泳ぐための工夫
(1) 体幹と付属肢の構造
・体幹皮筋と広頚筋
・体幹の筋肉
(2) 肩帯の構造
2-3 水中生活に適応するための工夫
(1) 呼吸器系
(2) 循環器系
(3) 腎臓
(4) 消化器系
(5) 脳
・鯨類の脳の形態
・鯨類の新皮質の層
・間脳
・脳幹と小脳
・ハクジラ類の脳の進化に関する仮説
2-4 餌を獲るための工夫
(1) イルカ類の吸引摂餌行動
・ハクジラ類の吸引摂餌行動に関するこれまでの研究
・ハクジラ類の吸引摂餌
・イルカの吸引摂餌時における舌骨周辺の構造の働き
(2) ハクジラの吸引摂餌機構をつかさどる構造
(3) ハクジラ類の吸引摂餌機構
(4) ヒゲクジラの摂餌
文献

第3章 聴覚
3-1 鯨類の聴覚システム
3-2 鯨類の発声メカニズム
3-3 エコーローケーション
文献

第4章 視覚,その他の感覚
4-1 視覚
(1) 眼球構造
・眼球の構造
・カワイルカの眼球
・遠近調節
(2) 網膜
・網膜構造
・タペータム
(3) 視神経交差と視覚の独立
(4) 視軸と視精度
・神経節細胞の分布
・視精度の算出
・いろいろな種の視精度
・視軸の推定
(5) 心理物理的方法による視力の測定
(6) 視野
(7) コントラストと明るさの感知
(8) 色覚
(9) 環境への適応
・角膜の特性
・瞳孔の形状
・光覚因子の配置
(10) 視覚の役割
・周囲の状況の認知,認識
・他種,他個体の認識
・自分を知らせる
・体色の効果
4-2 その他の感覚
(1) 味覚
(2) 嗅覚
(3) 機械的感覚
(4) 磁気感覚
文献

第5章 移動
5-1 鯨類の分布概要
(1) 分布様式
(2) 移動パターン
5-2 鯨類の移動を知るための方法
(1) 標識法
・人工標識
・自然標識法
・遺伝学的手法
・電波標識法
(2) セオドライト・トラッキング
(3) 音響的手法
5-3 鯨類の移動の実例
(1) 北太平洋のザトウクジラ
・分布・回遊の概要
・移動に関する研究
・回遊実態
・小笠原や沖縄に現れるザトウクジラの索餌場
・今後の展開
(2) ハシナガイルカの日周移動
文献

第6章 日本近海における鯨類の餌生物
6-1 はじめに
6-2 ナガスクジラ科
(1) シロナガスクジ
(2) ナガスクジラ
(3) イワシクジラ
(4) ニタリクジラ
(5) ザトウクジラ
(6) ミンククジラ
6-3 マッコウクジラ科
(1) マッコウクジラ
6-4 ネズミイルカ科
(1) イシイルカ
(2) ネズミイルカ
6-5 マイルカ科
(1) マイルカ・ハセイルカ
(2) スジイルカ
(3) マダライルカ
(4) サラワクイルカ
(5) セミイルカ
(6) カワイルカ
(7) カズハゴンドウ
(8) シャチ
(9) コビレゴンドウ
(10) オキゴンドウ
(11) ハナゴンドウ
(12) ハンドウイルカ・ミナミハンドウイルカ
6-6 アカボウクジラ科
(1) ツチクジラ
(2) アカボウクジラ
6-7 オウギハクジラ類
文献

第7章 社会
7-1 群れと社会
(1) 群れの大きさと構成
(2) ヒゲクジラ類の社会
(3) ハクジラ類の社会
7-2 個体間の関係
(1) 親和関係
(2) 敵対関係
(3) 社会的性行動
7-3 協同行動
(1) 捕食行動
(2) 防衛行動
7-4 性行動
(1) オスの戦略
(2) メスの戦略
7-5 コミュニケーション
(1) 聴覚によるコミュニケーション
(2) 視覚によるコミュニケーション
(3) 聴覚によるコミュニケーションと
化学的コミュニケーション
7-6 社会性の発達
(1) 社会化
(2) 学習
(3) 文化
文献

第8章 認知
8-1 脳の特性
(1) 脳の特徴
・脳の外形
・脳重
・脳と体重との関係
・脳化係数と脳化指数
・表面積と神経細胞
(2) 脳の局在性
(3) 脳半球の独立
・脳梁
・睡眠中の脳波
8-2 感覚における情報処理
(1) 研究手法について
・弁別実験
・見本合わせ
・条件性弁別
・人為的な影響
(2) 聴覚情報処理
・音の記憶
・音の模倣
8-3 視覚情報処理
8-4 指さし行導
8-5 動物の内的なイメージ
(1) 自己認知
(2) 心的回転
8-6 刺激等価性
8-7 数の認識
8-8 推移的推論
8-9 模倣
8-10 言語研究の歴史
(1) 言語研究の歴史
(2) J. C. Lilly
(3) D. Batteauの試み
(4) L. M. Herman
8-11 言語能力の検証
(1) 人工言語の種類
・聴覚性人工言語
・視覚性人工言語
(2) 文の理解
(3) 報告と置換
(4) 映像の認識
(5) 行動の調和
文献

第9章 海洋汚染と鯨類
9-1 研究の歴史と背景
9-2 化学物質の蓄積特性
(1) 生物濃縮
(2) 性差および種差
(3) 経年変動
(4) 生活史情報の解析
(5) 毒性リスク
9-3 今後の鯨類の汚染研究
文献

第10章 ホエールウォッチング
10-1 ホエールウォッチングの形態
(1) プラットフォーム(足場)
(2) 観察手段
10-2 ホエールウォッチングの歴史
(1) ホエールウォッチングのはじまり
(2) 世界的な広がりへの発展
(3) 日本のホエールウォッチング
10-3 ホエールウォッチングの社会経済的効果
10-4 ホエールウォッチングの教育的効果
(1) ホエールウォッチングの教育的意義
(2) 教育活動のモデル
(3) 教育的価値を引き出すために
10-5 ホエールウォッチングによる鯨類への影響
(1) 短期的な影響
(2) 長期的な影響
10-6 ホエールウォッチングにかかわる規制
10-7 ホエールウォッチングと鯨類研究
(1) 鯨類の生態研究のプラットフォームとして
(2) ホエールウォッチングの影響を評価するため
(3) ホエールウォッチングの社会科学的側面からのアプローチ
10-8 ホエールウォッチングの課題
文献

第11章 海獣類における環境エンリッチメント
11-1 環境エンリッチメントとは
11-2 水族館における環境エンリッチメントの試み
11-3 「採食」への応用
11-4 認知実験として
11-5 道具の投入
11-6 社会
11-7 空間
11-8 ヒトとのかかわり
11-9 公開展示(パフォーマンスあるいはショー)
11-10 効果的な環境エンリッチメントとは
文献

第12章 鯨類資源のモニタリング
12-1 科学調査によるモニタリングの重要性
12-2 資源量推定の試み
12-3 IWC/IDCR-SOWER調査
(1) IDCR発足の背景と標識調査
(2) 目標調査技術の発展
(3) IDCRからSOWERへ
(4) 非致死的調査の発展
(5) IWC/SOWER航海の計画と実施
(6) 目視調査の概要と変遷
(7) 調査結果と解析上の課題
(8) IWC/SOWERの将来
12-4 日本の鯨類捕獲調査
(1) 南極海鯨類捕獲調査(JARPA;ジャルパ)(1987/88~2004/05)
(2) 大型鯨類資源の回復
12-5 おわりに

文献
おわりに
索引

上記内容は本書刊行時のものです。