.
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
当事者は嘘をつく
発行:筑摩書房
四六判
208ページ
定価
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年1月27日
- 書店発売日
- 2022年1月31日
- 登録日
- 2021年12月22日
- 最終更新日
- 2024年7月31日
書評掲載情報
2022-09-17 |
毎日新聞
朝刊 評者: 橘玲(作家) |
MORE | |
LESS |
紹介
「私の話を信じてほしい」哲学研究者の著者は、傷を抱えて生きていくためにテキストと格闘する。自身の被害の経験を丸ごと描いた学術ノンフィクション。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「私の話を信じてほしい」
哲学研究者が、自身の被害経験を丸ごと描く。
性被害ほど定型的に語られてきたものはない。かねがねそれでは足りない、届かないという思いを抱いてきた。本書には、当事者と研究者、嘘かほんとうかをめぐって幾層にも考え抜き、苦しみ格闘したプロセスが描かれている。これこそ私が待っていた一冊である。――信田さよ子
ジャック・デリダ、ジュディス・ハーマン、田中美津、渡辺京二らのテキストを参照しつつ、新しい語りの型を差し出そうとする試み。
目次
まえがき
第一章 性暴力と噓
第二章 生き延びの経験
第三章 回復の物語を手に入れる
第四章 支援者と当事者の間で
第五章 研究者と当事者の間で
第六章 論の立て方を学ぶ
第七章 私は当事者ではない
第八章 再び研究者と当事者の間で
第九章 語りをひらく
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。