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アーベド・サラーマの人生のある一日 ネイサン・スロール(本文) - 筑摩書房
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アーベド・サラーマの人生のある一日 (アーベドサラーマノジンセイノアルイチニチ) パレスチナの物語 (パレスチナノモノガタリ)

文芸
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発行:筑摩書房
四六判
336ページ
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-480-83729-5   COPY
ISBN 13
9784480837295   COPY
ISBN 10h
4-480-83729-9   COPY
ISBN 10
4480837299   COPY
出版者記号
480   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年1月8日
書店発売日
登録日
2024年11月12日
最終更新日
2025年2月19日
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書評掲載情報

2025-02-22 日本経済新聞  朝刊
評者: 四方田犬彦(映像・比較文学研究)
2025-02-16 読売新聞  朝刊
評者: 大森静佳(歌人)
2025-02-01 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: いとうせいこう(作家)
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紹介

イスラエルの占領下にあるパレスチナの痛ましい日常生活を、これまで読んだどの本よりもよく捉えている。傑出した作品であり、必読である。
――ユージン・ローガン(『オスマン帝国の崩壊』『アラブ500年史』著者)

イスラエルとパレスチナについて、これほど深い認識と理解に達した著作を、わたしは他に知らない。
――ダニエル・シュルマン(『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス』)

アーベドの一日にイスラエルの占領支配の歴史を凝縮している。多くを教えられた。
――高橋和夫(国際政治・中東研究)

胸をえぐるような文章と、たぐいまれな政治的洞察を併せ持つ。
――ユヴァル・ノア・ハラリ(『サピエンス全史』著者)

===
「お前らはあの子たちを殺した!」――
2012年ヨルダン川西岸地区で、園児たちを乗せた遠足バスがセミトレーラーと衝突した。
壁、検問所、無関心に阻まれる救助活動。
ある事故の一日を軸に、さまざまな人生、愛、敵意、暴力と歴史が交錯する。

目次

登場人物

プロローグ
第一章 三つの結婚式
第二章 ふたつの火
第三章 多数傷病者事故
第四章 壁
第五章 三つの葬式
エピローグ

謝辞
訳者あとがき
出典
用語索引
地名索引

著者プロフィール

ネイサン・スロール  (スロール ネイサン)  (本文

ネイサン・スロール(Nathan Thrall):アメリカ・カリフォルニア州生まれ、エルサレム在住のジャーナリスト。『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』、『ガーディアン』などに寄稿。世界の紛争予防のための調査・政策提言をおこなう非政府組織「国際危機グループ」に10年間在籍し、アラブ・イスラエルプロジェクトのディレクターも務めた。「この地域の紛争について最も情報に精通し、最も鋭い観察者の一人」(『フィナンシャル・タイムズ』)と評されている。著書にThe Only Language They Understand: Forcing Compromise in Israel and Palestineがある。

宇丹 貴代実  (ウタン キヨミ)  (翻訳

宇丹貴代実(うたん・きよみ):翻訳家。訳書に、モス『鳥が人類を変えた』、アドリントン『アウシュヴィッツのお針子』、デイ『わが家をめざして』、ミッチェル『今日のわたしは、だれ?』など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。