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エレガンス入門 中野 香織(著) - 筑摩書房
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【利用可否不明】

エレガンス入門 (エレガンスニュウモン)

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発行:筑摩書房
新書判
256ページ
定価 940 円+税   1,034 円(税込)
ISBN
978-4-480-68556-8   COPY
ISBN 13
9784480685568   COPY
ISBN 10h
4-480-68556-1   COPY
ISBN 10
4480685561   COPY
出版者記号
480   COPY
Cコード
C0270  
0:一般 2:新書 70:芸術総記
出版社在庫情報
重版中
初版年月日
2026年5月7日
書店発売日
登録日
2026年3月20日
最終更新日
2026年8月11日
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書評掲載情報

2026-07-05 読売新聞  朝刊
評者: 君塚直隆(駒沢大学教授・歴史学者)
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紹介

エレガンスとは、自分の意志で選びとること。
思想、文化、美学、実践──
その力と技法を学びとり、あなたらしい判断の基準を育てる

―――

エレガンスとは、優雅な振る舞いのことではありません。高価なものを身につけることでもありません。
エレガンスとは「どのように世界と関わるか」という判断の技法です。
古代ギリシアの身体観から宮廷の作法、近代の思想、科学の方法論、そして現代のビジネスや組織の設計に至るまで。エレガンスは時代を超えて、暴力と欲望を制御し、他者との距離を調整する知として機能してきました。
それは装いに現れ、言葉に宿り、制度にまで及びます。美学であると同時に倫理であり、社会を動かす力として働いてきました。
アルゴリズムが「正解らしきもの」を出し続ける時代に、何を選び、何を退けるか。どこで踏みとどまるか。その判断の一つひとつが、人の品格と関係の質を形づくり、ひいては社会を変えていきます。

思想史・文化史・科学・ファッション・ビジネスを横断し、この曖昧で誤解されがちな概念を「人間理解のための思考の形式」として読み解く、前例のない試み。
読むほどに世界の見え方が変わり、自分自身の振る舞いが変わる一冊です。

目次

序 章 学問としてのエレガンスへ
Part Ⅰ エレガンスの思想
第1章 エレガンスの輪郭―美の概念として
第2章 思想史Ⅰ 古代―近世―暴力から距離を取る技法
第3章 思想史Ⅱ 近代―現代―「権威」から「区別」へ
第4章 ココ・シャネル―女性たちのアイコン
第5章 ダンディズム―男性たちの美学
第6章 美しい理論―科学が描き出すエレガンス
PartⅡ エレガンスの力
第7章 誰がエレガンスを決めるのか―「趣味」を支配する者たち
第8章 世界と仲良くしすぎないための技法―静かな反逆として
第9章 階級演出装置としてのエレガンス―特別であること
第10章 エレガンスの到達点―ロールス・ロイスと「説明しない品格」
終 章 AI時代のエレガンス

著者プロフィール

中野 香織  (ナカノ カオリ)  (

中野 香織(なかの・かおり):ラグジュアリー文化の専門家として著述・講演・教育・メディア出演・企業アドバイザリーに携わる。東京大学大学院修了、英ケンブリッジ大学客員研究員を経て、明治大学特任教授、青山学院大学客員教授などを歴任。2022年経済産業省「ファッションの未来研究会」委員。著書に『「イノベーター」で読むアパレル全史【増補改訂版】』(日本実業出版社)はじめ多数。共著に『新・ラグジュアリー――文化が生み出す経済10の講義』(クロスメディア・パブリッシング)などがある。2022年「マリー・クワント展」では展覧会と図録の翻訳監修を務めた。

上記内容は本書刊行時のものです。